―「会いたい」「悩みを聞いて」「収入が得られる」などと誘導されたサイトでメール交換―
ここ数年、全国の消費生活相談窓口において「出会い系サイト」に関する相談が継続的に寄せられており、契約金額も高額になっています。
内職紹介サイトやアルバイト情報サイトに登録をした後、出会い系サイトからメールが来るようになったという相談もあります。内職や仕事を探している人が収入を得られるなどとうたったインターネット広告やチラシに掲載されているURLをクリックし、空メールを送ることにより、その後出会い系サイトからメールが届くようになっており、このようなケースでは、いつの間にか「出会い系サイト」に誘導されているため、「出会い系サイト」に登録したという意識がない消費者も見られます。
消費者が「サクラにだまされた」等と消費生活相談窓口に相談を寄せても、出会い系サイト業者等は「サクラなんていない。メール交換サービスはきちんと提供している」等と回答し、返金には応じないケースが多くあります。
以下、
独立行政法人国民生活センター
より抜粋
【トラブルが多発する「出会い系サイト」とは】
・特徴
「出会い系サイト」の多くは、メール交換等のサービスを利用するたびに費用が発生する仕組み(都度課金)になっている。
・消費者が「出会い系サイト」を利用する主な目的
[出会い型]
異性の相手との「出会い」を目的としてメール交換を行い、相手に出会うために必死にメール交換を続けることで、利用料が高額になってしまう。
[同情型]
著名有名人やそのマネージャー、その他の悩みを抱えているという人の相談等に応じるためメール交換を行う。途中で辞めたいと思っても、責任感や同情心等からやめることができず、利用料が高額になってしまい、中には「あなたに見放されたら、自殺するしかない」等と心理的に追い込まれている相談者もみられる。
[利益誘因型]
「高収入が得られる」等というメールや広告、チラシ、内職情報サイト等がきっかけとなり、出会い系サイトでメール交換を行うケース。資産家等を名乗る人物から「あなたに高額の資金援助をするために手続きが必要だ」等と言われ、指示されるままに利用料等を支払ったものの収入や仕事は得られない。
【特徴的な相談事例】
・多数の人物が登場し、サイト業者から時間制限のある請求
・同じ内容のメールが全国各地で複数みられるサイト
「別サイトや広告、メールで誘導されてサイトに登録すると、800万円を援助するという人からメールが届いた。最初の手続きに数千円が必要と言われ支払ったが、その後、数十万円の請求を何度も受けた。」等の内容が酷似する相談が全国に複数みられるサイトがある。
・震災で困った人に金銭的援助を申し出るという許せない手口
【消費者へのアドバイス】
・「お金をあげる」「簡単に高収入」等のメールには注意する。将来得られるという収入を前提とした支払いを避ける。
・メール交換やランクアップ等のサービスを利用する度にサイト利用料が発生する仕組み(都度課金)の場合は、特に注意する。
・トラブルに遭ったと感じたら、すぐに
消費生活センター
や
弁護士会
等に相談する。
詳細は、 独立行政法人国民生活センターホームページ または 報告書(国民生活センター) 、 参考資料 をご覧ください。
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