「認知症川柳」「認知症ほのぼのエピソード」作品

市では「認知症になっても安心なまち白井」を目指す周知啓発の一環として、平成29年5月から6月に「認知症川柳」と「認知症ほのぼのエピソード」を募集しました。

その結果、小学生から高齢者の幅広い年齢層の方からの応募があり「認知症川柳」318句、「認知症ほのぼのエピソード」15件もの作品が寄せられました。

ご協力どうもありがとうございました。

これらの作品を9月の認知症周知啓発月間中に作品を展示し、ポワール賞(主催団体で選考)及び住民投票部門賞を選出しました。

※賞に選出された作品や応募のあった作品について、今後市認知症周知啓発において使用させていただきます。

住民投票賞

白桃を すすりし童女と なりし母 【米井詩織 80代】

エピソード・・・父が亡くなり、母は晩年認知症になりました。その母が満面に笑みを浮かべ、美味しそうに白桃をすすっていた姿が脳裏に浮かびます。

※住民投票賞・・・9月の認知症周知啓発月間で展示・投票を行いました。

ポワール賞

ばあばはね 認知症でも ばあば(家族)だよ 【市村愛果さん 池の上小学校4年生】

忘れても ぼくは忘れない 安心して 【永沼結星さん 七次台小学校6年生】

一人かな どこからきたの おばあちゃん 【堀桜さん 池の上小学校4年生】

手を引いた 孫に今は 手を引かれ 【真田小僧さん 60代】

物忘れ 日常生活は ミステリー 【風の又三郎さん 70代】

それあるよ 目立つところに 置いとくね 【阿部琴音さん 大山口小学校2年生】

母の世話 育ててもらった 恩返し 【しゃぼん玉娘さん 40代】

白井市で 一緒に老けよう 元気よく 【伊藤好穂さん 60代】

オセロして 私白よね 途中から 【ももすももさん 60代】

召し上がれ ごはん片手に 飯まだか 【白井Firefaightersさん】

あったかい そのまなざしは 変わらない 【池原乃々羽さん 桜台小学校5年生】

認知症 みんなで見守る やさしさを 【宮下陽さん 七次台小学校6年生】

※ポワール賞・・・主催者(市認知症対策連絡会:ポワールの会)でより多くの人に周知したい作品を選びました。

応募作品

※応募作品は、多世代にわたる市民の認知症に関する貴重な体験談や子供たちがそれぞれ感じる思いが作品になっています。当事者や認知症の方を介護している家族の気持ちを害しようとする思いは一切ありませんので、ご理解願います

※応募いただいた方・小学校には、氏名公表の有無を確認して掲載しております(不可の場合、ペンネームまたは学校名を掲載しております)。

 

この記事に関するお問い合わせ先

福祉部 高齢者福祉課 地域包括ケア推進係
〒270-1492 千葉県白井市復1123番地
電話番号:047-497-3484
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