折立熊野神社本殿(市指定文化財)

建立年代のわかるものでは市内最古の神社建築で、柱に龍が彫られています。

(写真)折立熊野神社本殿

種別

有形文化財(建造物)

所在地

折立

附指定

棟札2枚

概要

 この本殿は宝暦3年(1763)に建立されたもので、軸部(じくぶ)より上の部材に当初部材が良く残ります。一方軸部は素木造(しらきづくり)で彫刻がはめ込まれ、正面の庇柱(ひさしばしら)には龍が彫出されており、嘉永5年(1852)の修復の際にその時代の意匠にあわせて製作されたものと考えられます。本神社建築は千葉県内でも類例の少ない龍の彫出された庇柱を持ち、また、市内で建立年代のわかる神社建築の中で最古のものであり、修理来歴のよくわかるもので、白井の歴史上価値の高いものです。 宝暦3年および嘉永5年の棟札を附(つけたり)指定としています。

(写真)折立熊野神社本殿

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