第5回（令和5年度第4回）白井市障害者計画等策定委員会　会議録

１．開催日時　令和6年2月5日(月)　午前10時から10時30分まで
２．開催場所　白井市役所東庁舎1階会議室101
３．出 席 者  松浦委員長、林副委員長、福岡委員、松本委員、吉武委員、髙栁委員
平野委員、中村委員、木下委員、宇田川委員、海老原委員（計１1名）
４．欠 席 者　入江委員、高橋委員、田中委員
５．事 務 局　福祉部障害福祉課長、障害福祉課担当者7名
６．傍 聴 者　2名
７．議　　題
（１）パブリックコメント等の結果について
　　　　　　　（２）計画案の決定について
（３）その他
８．資　　料
・資料1-1　 パブリックコメント等の実施結果（一覧）
・資料1-2　 第7期障害福祉計画・第3期障害児福祉計画（素案）に対する
パブリックコメントの結果について
・資料1-3   計画の修正案

９．議　　事
◇開　会
・事務局により開会が宣言された。

◇事務局からの確認・報告事項　
・委員のご逝去のお知らせ、配付資料の確認、欠席者の報告、会議の録音についての説明があった。

◇委員長の挨拶
〔大要〕 おはようございます。今年は元旦より大きな災害があり、被災者の皆様には心よりお見舞いを申し上げます。インフルエンザがかなり流行してきているということで、今日はマスクをつけたまま進行させていただきます。本日はお昼前後から雪の予報があるようなので、一生懸命議論していただいた上で、効率的に進めていければと思いますので、どうぞご協力をよろしくお願いいたします。

◇委員長からの確認
　　出席委員数が過半数を超えており会議が成立すること、「白井市附属機関条例第６条」についての説明と、会議の公開について異議等がないことを確認し、公開することが決定した。また、傍聴人2名について承認した。
◇議題
（１）パブリックコメント等の結果について
　　　　　　　（２）計画案の決定について
（３）その他

・事務局よりパブリックコメント等の結果について説明があった。

委員長　ただいまの事務局からの報告に対して、ご意見・ご質問等がございましたら、挙手をお願いします。
委員　パブリックコメントの内容は、原文のまま公表することになっていますか。
事務局　原文のままでなくても大丈夫です。
委員　№10の「施設入所者の削減は大変懸念材料」は、「施設入所が減ることが懸念」という意味にもとれますが、「施設入所者の削減をしてほしい」という意味の意見だと思います。施設入所を削減しない、では時代に逆行した意見になってしまいます。また、№11の「児童発達支援センターへの格上げ」という表現は、不適切だと思います。格ではなく配置の違いなので、他のセンターが格下のような印象を与えない表現への変更をお願いします。
事務局　ご指摘の通りだと思います。こちらは修正してホームページ等に掲載させていただきます。
委員長　適切な修正をお願いします。　昨年より、パブリックコメントは多くなりましたか。
事務局　前回は1名から1件のご意見がございました。今回は2名から12件のご意見をいただいたので、若干増えたところです。 
委員長　人は2倍、意見は12倍ですね。他にご意見が特になければ、最後のその他の議題の時にお願いします。
事務局　本日了承していただきました案につきましては、最終案として市長に報告し、その結果をもちまして計画決定となります。冊子が完成しましたら皆様に送付させていただきますので、よろしくお願いいたします。以上です。
委員長　本計画は、今年の4月施行になります。皆様ご意見・ご質問等ありますか。（なし）
では、　議題の3その他ですが、先ほどの議題１、２を含めて皆様から何かご意見等ありましたら、お願いします。 
委員　今回のようにコンサルタントを入れずに計画策定するのは初めてだと思いますが、このほうが良いと思います。過去にも策定委員会に参加していますが、コンサルタントが計画を作ると、市の現状に関わらず目標の数字を決めるので、整備の見込みがない事業でも目標値が高く設定されることもありました。今回は行政が作っているので、現実的な数字であるし、意思が反映され、実行性のあるものが土台としてできていて、そこに皆様の意見が入っています。計画策定は、こういうものであってしかるべきと思います。次回の計画の策定でコンサルタントが入るかどうかはわかりませんが、今回は今までで一番しっくりくる計画ができたのではないかと思います。お疲れさまでした。
委員長　私も全く同意見です。白井市クラスの自治体レベルでコンサルタントが入らないのは珍しいと思います。コンサルタントが入るとかなりの額のお金がかかります。委員がおっしゃった通り、地に足のついた白井市の計画になったと思います。行政の方は本当に大変だったと思いますが、お疲れさまでした。他に何かございますか。 
委員　身体障害者手帳の年齢別所持数を見ると、65歳以上の高齢者の方々に障がいが出ています。高齢になっても障がいを持たないように、市は、関係各機関の横のつながりを持って、高齢者福祉にあたっていただきたいと思います。よろしくお願いします。
委員長　ご意見ということで、よろしいでしょうか。皆様、他に何かございますか（なし）
　　　　　　　以上で本日予定していた案件は、全て終了しました。
事務局　本委員会は今回を持って終了となります。委員長に閉会のご挨拶を頂戴いたします。
委員長　本年度さまざまなご検討をしていただき、ありがとうございました。白井市第7期障害福祉計画・第3期障害児福祉計画は4月から実施に移されます。この4月から放課後等デイサービスも新しく制度が変わります。また、福祉サービスでも就労選択支援という新しいジャンルができます。また防災の分野では、障がいがあって自力で避難しづらい避難行動要支援者に対して、自治体が個別避難計画を策定することが努力義務になっています。先ほども委員からありましたが、縦割りではなく、防災や高齢者福祉など、色々なところと協力・連携しながら、障がいのある方々が笑顔で暮らせるような白井市にしていただければと思います。皆様、本当にどうもありがとうございました。
事務局　松浦委員長を始め、委員の皆様には昨年10月から6回にわたる会議へのご出席、またご意見をいただきまして、誠にありがとうございました。皆様にはそれぞれのお立場から障がいのある方の実際の暮らしや、どういった施策・サービスを推進していくべきか、また周知や情報提供のあり方についても、ご意見をいただきました。今回パブリックコメント実施の際のYouTubeに動画をアップする取り組みや、会議の際にリアルタイムで文字をテレビ画面に表示する取り組みも、ここでいただいたご意見を反映させたもので、事務局だけではなかなか気づくことができなかったと思っております。今回の計画策定は、コンサルタントを入れずに職員で取り組んでみようと試み、アンケートの作成から分析、また計画の内容の策定を職員で行いました。策定委員会のたびに資料を作成したり、皆様のご意見をどう計画に反映させていくかを自分たちで考えてきたことで、私たちの計画に対する理解が、より一層深まったと思っております。会議の運営を含め、なかなか至らぬ点も多かったと思いますが、今後の会議や策定に生かしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。令和6年4月から、この計画はスタートしますが、私たち行政はもちろん、市民の皆様や各団体の皆様や事業所の皆様と共に計画を実行していくことが大切だと思っております。今後もぜひ障がい福祉に関心を寄せていただき、連携・協力をしていただけると大変ありがたいと思っております。以上、心からの感謝のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

◇閉会
・事務局より閉会が宣言された。
以上