第2編 関係団体等ヒアリング調査結果報告しょ 令和2年8月 しろい市 目次 1 調査の目的  137ページ 2 ヒアリング調査日程  137ページ 3 ヒアリング調査の実施方法  137ページ 4 ヒアリング調査対象及びヒアリング日程  137ページ 5 調査内容  138ページ 6 調査結果概要  140ページ 7 ヒアリング調査結果詳細  142ページ (1  しろい市視覚障がい者しろいあゆみの会  142ページ (2  しろい市身体障がい者友の会  にこにこ  144ページ (3  しろい市聴覚障がい者協会(友の会   146ページ (4  いちごの会  148ページ (5  しろい市 手をつなぐ育成会  150ページ (6  しろい市 精神障がい者 家族会しらゆりの会  152ページ (7  社会福祉法人フラット 相談支援事業所 座ぐり  154ページ (8  特定非営利活動法人ぽれぽれ ちば 指定特定相談支援事業 アサンテ  156ページ 137ページ 1 調査の目的  本調査は 関係団体(障がい者団体 相談支援事業所 の意見を聞くことにより しろい市障がい者計画の基本目標を実現するため取り組むべき課題を明らかにするとともに しろい市福祉計画の策定に当たり サービス利用量推移だけでは把握できないニーズ変化等を読み取ることを目的とします 2 ヒアリング調査日程   令和2年3月24日 火曜日 から 26日 木曜日 3 ヒアリング調査の実施方法   ヒアリングシートを郵送し ご記入いただいた内容について対面式でヒアリングを実施し 意見 ニーズ等を把握しました  4 ヒアリング調査対象及びヒアリング日程  障がい者団体 「ひょう 団体めい ヒアリング日時 しろい市視覚障がい者しろいあゆみの会 3月24日13時から14時30分 しろい市身体障がい者友の会 にこにこ 3月24日14時30分から15時30分 しろい市聴覚障がい者協会(友の会  3月25日9時から10時 いちごの会 3月26日11時から12時 しろい市 手をつなぐ育成会 3月26日13時30分から14時30分 しろい市 精神障がい者 家族会 しらゆりの会 3月26日15時から16時 「ひょう おわり  事業しょ 「ひょう 団体めい ヒアリング日時 社会福祉法人フラット 相談支援事業所  座ぐり 3月25日13時から14時 特定非営利活動法人ぽれぽれ  ちば 指定特定相談支援事業  アサンテ 3月25日15時から16時 「ひょう おわり 138ページ 5 調査内容 (1障がい者団体調査項目 @ 活動目的  最近の活動状況について   き団体における活動目的  内容等を簡略に教えてください  また  日常の団体活動における困りごとや今後の課題をお聞かせください A 地域生活について   障がい者が地域で自立して生活していく上で  どのようなことに課題があり  市が今後取り組むべきことについてお聞かせください B 合理てき配慮について   行政手続き上や日常生活を送る上で合理てき配慮が不足している場面等についてお聞かせください C 差別解消について   障がい者に対する差別の解消に向けて  必要なことはどのようなことだと思いますか 現在のしろい市(行政 事業者 市民  で不足していることや今後  取り組むべきことについてお聞かせください D 共生社会について   障がいがある人もない人も共に暮らす街づくりに向けて必要な工夫等についてお聞かせください E 障がい福祉サービス等の現状について   障がい者 障がい児に介護や支援  療育などを行う障害福祉サービス障害児つうしょ支援について  しろい市に不足しているサービス  または  提供されているサービスにおける問題点はどのようなものが考えられますか F 障がい者雇用について   障がい者が就労する上で課題になることや企業に求めることなどについてお聞かせください G 災害対策について   しろい市の災害じ対応について  不安なこと  よくわからないことや要望等があればお聞かせください H そのた   そのた ご意見がございましたらお聞かせください 139ページ (2  相談支援事業しょ調査項目 @ 活動目的  最近の課題など    日常の事業活動において  多くの障害者 障害児と接する中で  解決が急がれる問題点や今後の課題など  お気づきのことがありましたらお聞かせください A 事業運営上の課題    現在  事業しょ運営上の最大の課題(人材不足  地域理解など 等についてお聞かせください B 地域生活について   障がい者が地域で自立して生活していく上で  どのようなことに課題があり  市が今後取り組むべきことについてお聞かせください C 合理てき配慮について   行政手続き上や日常生活を送る上で合理てき配慮が不足している場面等についてお聞かせください D 差別解消について   障がい者に対する差別の解消に向けて  必要なことはどのようなことだと思いますか現在のしろい市で不足していることや今後  取り組むべきことについてお聞かせください E 共生社会について   障がいがある人もない人も共に暮らす街づくりに向けて必要な工夫等についてお聞かせください F 障害福祉サービスの現状について   しろい市に不足している障害福祉サービス  障害児つうしょ支援  または  提供されているサービスにおける問題点等についてお聞かせください G 障がい者雇用について   障がい者が就労する上で課題になることや企業に求めることなどについてお聞かせください H 災害対策について   市の災害じ対応における課題または  市内のサービス提供事業しょにおける災害発生じに懸念される事項等をお聞かせください 10 そのた  そのた計画策定に向けて  ご意見がございましたらお聞かせください? 140ページ 6 調査結果概要  地域生活について  地域生活については  タクシー券の増加や歩きやすい歩道の整備の要望等  移動手段の 確保についての意見が多くあり  歩道の整備や公共の場等で円滑に移動しやすいまちづくりが必要です  また  各サービスについてのわかりやすい情報提供の在り方等についての要望や  親亡き後を見据えた居住の場の確保についても意見が寄せられたことから  各種情報提供方法 の充実や障がい者の居住する場の確保が必要となっています  合理てき配慮について  合理てき配慮については  市役所内でのガイドヘルプは市職員がおこなってほしいという要望 があり  市職員の障がいに対する理解や教育の充実が求められています  また  配慮が必要な人とわかるようにヘルプマーク  ヘルプカードのさらなる普及  聴覚障がい者に対し   緊急対応じの情報提供の在り方や筆談では漢字を多く利用する等の意見があり  障がい者 理解と普及啓発の充実が必要となります  さらに  障がいをお持ちのお子さんに対する配慮やメンタルヘルスに関しての普及啓発 についても充実させていくことが重要です  差別解消について  差別解消については  正しい理解のため  小学生のうちから教育が必要であることや   市民のかたに対し  障がいに対する理解を教育の一環として組み込んでほしい  特別支援学校への現場研修等をおこなって  学校の先生の障がいに対する理解の向上を図ってほしい等の 意見があり  障がいに関する教育の充実やインクルーシブ教育の推進が必要です  共生社会について  共生社会については  外出じのバリアフリー(段差  施設のドア等  についてや  手話 言語条例を市で制定し  手話の普及に努めてもらいたいという意見がありました  また   学校教育時代から  特別支援学校等との交流の必要や障がい者施設等に  一般のかたが訪れ やすくして  交流できるような仕組みが必要という意見があり  一般のかたと障がい者も互いに住みやすい社会を構築していくことが必要となっています  また  手話への理解と普及促進を通じて  市民一人ひとりが多様性を認め合い  安心し て暮らすことができる共生社会の実現を目指すための手話言語条例について検討が必要 です 141ページ  障がい福祉サービス等の現状について  音声血圧計を日常生活用具の対象とすることや利用したい時にすぐ手話通訳者を呼べ る仕組みづくり  市の窓口(福祉課や市民課等  に手話ができる人を設置する等の意見や   ファミリーサポートサービスの対象年齢の引き上げ  親がどうこうしていても移動支援が利用 できるようにしてほしい等の意見があり  各障がい福祉サービスの充実や  市の窓口への 手話通訳者の設置等新たな仕組みを検討することが必要です  また  福祉ガイドブックを読んでも  障がい福祉サービスの制度がわからないという意見もあることから  効果的な情報提供の在り方について検討していく必要があります  障がい者雇用について  障がいの特性に応じた  雇用側の配慮や理解の必要性  手話が分かる人の配置について や  職場までの通勤方法の配慮等について意見があり  雇用する企業への啓発を充実し   企業側の理解を向上させる取り組みが必要です  また  障がいの特性や服薬による影響等も考慮した就労条件や職場環境の調整をおこなって くれるジョブコーチ等の充実について検討する必要があります  災害対策について  災害じ等にラジオやホームページへアクセスすれば音声が流れるサービスや  災害マップの点字 化  音声化についてや  災害じに市職員が避難じょまでガイドする仕組みの必要性等の意見 があることから  災害じにおける障がい者に対する支援方法を再検討する必要があります  また  避難じょには障がいのある子どもの専用部屋の用意等  障がいを配慮した避難じょが 必要との意見があり  福祉避難じょの拡充や障がい者専用の居室等の確保について検討する 必要があります  その他  市主催での障がい者が交流できるイベント等の開催や行政に携わる(市職員等  全ての 人に障がい(特性  を理解してもらうための研修会の開催等の意見があり  市職員はもと より  一般の市民のかたを対象にした障がいの理解のための学習会の開催や情報提供を充実 させていくことが必要です 142  143ページ 7 ヒアリング調査結果詳細 (1 しろい市視覚障がい者しろいあゆみの会    日時  令和2年3月24日 火曜日 13時から14時30分    参加者 会員5名  ガイドヘルパー 5名  団体プロフィール   発足年月日 平成元年   会員数  5名   平均年齢(約  70歳  調査結果 @活動目的  最近の活動状況について   目的 会員の相互理解を旨として  福祉の増進と厚生を図り  障害者を取り巻く諸問題を解決し  近代社会の一員としての自覚のもとに社会に貢献すること 最近の活動状況    他団体との交流 音声やくボランティア    市の行事への参加 心身障害者福祉連絡協議会の行事への参加    社会福祉協議会の行事への参加    しょう  ちゅう  高校の総合学習の講師 等    例和元年度をもってしろい市社会福祉協議会のガイドヘルパー事業が終了になり  今後は同行援護の福祉サービスを利用することになるため  活動を縮小せざるをえないのではないか不安である    個人情報保護法に阻まれ  会員数を増やすことができずに困っている A地域生活について    視覚障がい者は  ヘルパーと一緒でないとバスにも乗れない  福祉タクシー券の配布枚数が年間36枚では外出の機会が減ってしまう  必要としている人には上限をつけずに配布することや  手を挙げればどこでもとまるような福祉バスを市で検討すべき B合理てき配慮について    視覚障がい者に電子データを送付する時は  テキストファイルで送付してほしい    視覚障がい者と話す時は  かつぜつよく話をしてほしい    市役所にガイドヘルパーをつけずに行ったら  ガイドヘルパーをつけるよう言われた 市役所内では職員がガイドヘルパーの代わりを行えるよう研修を受けてください    配慮が必要な人とわかるようにヘルプマーク  ヘルプカードをもっと施設内にポスターを張るなどして普及させてもらいたい    市役所等公共施設にはくじょうの説明等の  視覚障がい者を理解するためのポスターを貼るなどして啓発をしてほしい C差別解消について    ジロジロみられて嫌な思いをした市民が障がいについて  正しい理解ができるよう小学生のうちから教育が必要である D共生社会について    外出じはガイドヘルパーと並んで歩くため  はばの広い歩道に整備してもらいたい    市内の主要な道に点字ブロックがないところがあるので整備してほしい E障がい福祉サービス等の現状について    視覚障がい者でも一人ではかれる音声血圧計を日常生活用具の対象として追加してもらいたい    通勤にどうこう援護を利用できるようしてほしい F障がい者雇用について    盲がっこうを出て  あんま  マッサージ等の資格を取得しても  弱視の人が優遇され全盲の人は就職できず  資格をとっても生かす場所がない視覚障がい者がこうへいにはたらける場所を作ってもらいたい G災害対策について    災害じ等に防災行政無線で放送してもらっても  内容まで聞こえないメール等で放送した内容を送信してもらいたいラジオやホームページへアクセスすれば音声が流れるサービスがあるとよい    視覚障がい者は避難じょの場所もわからないので  災害マップの点字化または  音声化が必要    災害じには職員が避難じょまでガイドする仕組みも必要であり  障がい者用のバス等を用意して  避難じょまで送ってもらいたい    災害じの障がい者の対応について  職員には訓練を日頃からおこなってほしい Hそのた    市主催で市内の障がい者が交流できるイベント等を開催してほしい 視覚障がい者の特性を把握するために  市職員はアイマスクを使って  体験してほしい 西しろい駅の駅前広場の点字ブロックが分かりづらいので対応してほしい 過去に2回ヒアリングがあったが  どのように改善しているかわからない 144  145ページ (2 しろい市身体障がい者友の会  にこにこ    日時  令和2年3月24日 火曜日 14時30分から15時30分    参加者 1名  団体プロフィール   発足年月日  平成元年   会員数8名   平均年齢(約  65歳  調査結果 @活動目的  最近の活動状況について    目的 障がい者の社会参加  自立を目指すとともに  地域と協調し  障がいの克服  余暇活動を行う 最近の活動状況 各種イベントへの参加 肢体不自由の会員がほとんどなので  季節ごとに本人やボランティアの車で外出して歩行訓練などをおこなっている    市の福祉車両は  1台しかないので  借りたいひに先約が入っていることが多く  車の手配ができない時がある A地域生活について    旧どうの歩道の整備が悪く歩行しづらい  市役所の職員駐車じょうからしろい第一小学校までの左側の歩道がデコボコしている    階段の手すりが片側しかないところがあり  半身まひ等の人は  昇りおりのためには両側に設置が必要なので  配慮してほしい B合理てき配慮について    特に感じていない C差別解消について    免許更新の際に見た目で  オートマ限定だと決めつけられて嫌な思いをした D共生社会について    ドアをスライド式にすることや手すりの設置  段差を極力なくす等のバリアフリー化が必要である  駅前の床のタイルがよく滑り危ないので対策してほしい E障がい福祉サービス等の現状について 障がい福祉サービスと介護保険サービスでは  介護保険サービスが優先されるので  じゅうぶんな回数サービスを受けられない場合がある F障がい者雇用について    障がいの特性に応じた  雇用側の配慮や理解が必要である G災害対策について    車がないと移動が困難なので  災害じには  障がい者が優先てきにガソリンを入れることができるような  仕組みを作ってもらいたい Hそのた    特になし 146  147ページ (3 しろい市聴覚障がい者協会(友の会     日時  令和2年3月25日 水曜日  9時から10時    参加者1名   手話通訳者1名  団体プロフィール   発足年月日  平成元年   会員数  7名   平均年齢(約  55歳  調査結果 @活動目的  最近の活動状況について    目的  耳が聞こえないことで  不利益を被らないよう行政へ要望したり  手話の啓発  市民のかたの障がいへの理解が深まるよう活動している   最近の活動状況 手話サークル梨のみとの合同視察研修 おお山口小学校学童手話教室(月1回  福祉教育に協力(しみず口小学校  しろい市心身障害者福祉連絡協議会への参加 県協会かつほく支部の会議への参加 手話サークル梨のみ  手ことばの会  ひまわりに 参加協力 A地域生活について    指文字は全国共通であるが  手話は特別支援学校単位で表現の方法が違うので  通じないことがよくある(方言のようなもの  統一できるとよい B合理てき配慮について    耳が聞こえなくても  口の動き表情から  用件を読み取ることができる人もいるマスクをしていたり  口の動きがはっきりしないとわからないので  そのことを意識してもらえると助かる    筆談の際はなるべく漢字で書いてもらいたいひらがなだとニュアンスが変わって    しまう場合がある    電車に乗るときなどアナウンスが聞こえないので  電光掲示ばん等の視覚情報を体で隠さないよう意識してもらえると助かる    ドライブスルー等が利用できないので  気づいたらメニューひょうを提示する等配慮してほしい  イートインなのかテイクアウトなのかも確認してもらいたい C差別解消について    聴覚障がいは  見た目ではわからない障がいなので  気づいてもらえず  配慮してもらえないことが多い  声をかけられてもわからないので  無視したと思われてしまう小さいうちから  障がいに対する理解を教育の一環として組み込んでほしい D共生社会について    手話ができない人も多いので  学校教育等で手話を広めていけるとスムーズに会話ができる社会になる    手話言語条例を市で制定し  手話の普及に努めてもらいたい E障がい福祉サービス等の現状について    利用したい時にすぐ手話通訳者を呼べない事前に申請が必要なので呼びづらい    市の窓口(福祉課や市民課等 に手話ができる人を設置してほしい 少しだけでも手話がわかる人がいるとホッとする F障がい者雇用について    聞こえないという理由で仕事の内容が限られてしまう 手話が分かる人を配置してくれるよう企業側は配慮してほしい G災害対策について    防災無線等が聞こえないので  情報の取得が遅れるスマホ等の視覚情報もスピーディーに提供してもらいたい 避難じょ等でもハンドマイク等で案内されてもわからない資格情報で案内してほしい Hそのた    特になし 148  149ページ (4 いちごの会    日時  令和2年3月26日 木曜日  11時から12時    参加者 2名  団体プロフィール   発足年月日  平成20年   会員数 29名   平均年齢(約  40歳  調査結果 @活動目的  最近の活動状況について     目的  悩みを共有することで  障がい児をもつ親のストレス軽減 ペアレントトレーニングに準ずる勉強会の開催 地域環境の情報共有 (医療  学校  療育施設  就労施設など  活動内容としては  就労施設等の見学や卒業後の進路のリサーチをおこなっている   最近の活動状況     2から3か月に1回の定例会の開催 (勉強会や施設見学など     A地域生活について    情報の提供については  こちらから求めないとでてこない  市側から積極的に発信してほしい    子どもが18歳以上になった時  どのようなサービスがあるのか把握しておきたい実際に18歳以上の子を持つ親から話を伺いたいので  交流できる場がほしい   B合理てき配慮について     一時保育利用じ  昼寝の時間が長く  途中で泣いてしまい  迎えにこいと言われ 実質てきに利用ができなくなった 慣れない場所で不安だったり  暗い場所が苦手だったりする子もいるので  もう少し配慮した対応をしてほしい    病院の待合室に 大声を出してしまう人もいます 等特性を紹介しているポスターがあった  少しの配慮で周囲への障害に対する理解が広まる C差別解消について    子どもがトイレをするのに介助が必要なので  母と男女共用トイレに灰ったら  男の子は男性用トイレに はいれと言われた    特別支援学級の子は  普通級の子の迷惑にならないようにと 先生が子どもに注意をしていた  同じ学校にかよっているのに  隔離され交流がほとんどなく  普通級の先生は  特別支援学級にどんな子がいるのかもわかっていない  障害のある子は弱く見られがちであるが  少し配慮してもらえれば  障害のない子と同じように 学校生活をおくれていることを理解してもらいたい    特別支援学校への現場研修等をおこなって  学校の先生の障害に対する理解の向上を図ってほしい    D共生社会について    我孫子特別支援学校は  近くの学校との交流があり  交流している学校の生徒は  障害に対する理解がある  学校教育時代から  特別支援学校等と交流し  障害者との生活が身近なものになれば  自然と配慮ができ共生社会につながる    E障がい福祉サービス等の現状について    学校行事でも現地集合が多く  学校行事の際につかえるサービスがあると助かる    幼稚園では  能力てきに年長にあがれないと判断され  ねんちゅうをもう1年過ごす場合がある友達が進級している中  自分だけ別のクラスで一つ下の学年の子と過ごすのは  本人  家族にとってもつらいことが多いのではないかこのような現状に対して  市でも対策をとってほしい    療育を受けるため  専門職が多くいるこども発達支援センターに  つうしょする人が増えすぎて  統一てきに利用回数が制限されている  それぞれが適切な療育が受けられるよう調整が必要    ファミリーサポートサービスは6年生までしか利用できないので  一人で行動するのが難しい障がいのある子に対しては  対象年齢を上げてもらいたい    つうしょ  通学へ移動支援がつかえるようにしてほしい  また  親1人で対応するのが困難な場合があるので  親がどうこうしていても  移動支援が利用できるようにしてほしい    F障がい者雇用について    就職しても離職率が高い働く条件を緩和する等  企業側で配慮するよう周知してほしい 障がいを持つ人が働くことで  健常者にしわ寄せがないよう工夫してもらいたい G災害対策について    普通の避難じょに避難するのは難しいので 福祉避難じょに避難したいが  どこが福祉避難じょなのかわからない    障がいのある子は  慣れている場所でないときびしいと思うので  こども発達支援センター等普段かよっている場所を福祉避難じょに指定できないのか    配給が行われた場合  子どもを預けられず一緒に行ったとしても並ぶのは難しい 優先とまでは言わないが  時間を決めて配給してもらうなど配慮してもらえるとありがたい    Hそのた 特になし 150  151ページ (5 しろい市 手をつなぐ育成会    日時  令和2年3月26日 木曜日  13時30分から14時30分    参加者 4名  団体プロフィール   発足年月日  昭和60年   会員数  35(家庭    平均年齢(約  65歳  調査結果 @活動目的  最近の活動状況について     目的  障がいのある人が豊かに安心して暮らすことのできるように  障がいのある人の権利を守り  その福祉と教育の向上を図ることを目的としている    最近の活動状況     しろい市心身障害者福祉連絡協議会出席  他団体との情報交換 ちば県手をつなぐ育成会事業への参加  協力 喫茶たんぽぽ運営 市附属機関(地域自立支援協議会  市地域福祉計画策定作業部会  市障害者計画等策定委員会  等への参加  協力 チャレンジパーソンスポーツ運営協力 市イベント(ふるさとまつり  市民活動まつり等 への協力 勉強会  講習会  日帰り研修 親睦会(新年会  レクリエーション 等 会員すうが減少傾向にあるので  会員を増やすことも課題である    昔は福祉サービスが充実していなかったので  遠くの事業所まで行く必要があり  会として福祉サービスを改善するよう行政等に働きかけていた   現在は  市内の福祉事業所も増え  ある程度福祉サービスも充実してきた    A地域生活について    福祉サービスを受けるには申請が必要で  その手続きは親がおこなっており  親ありきで成り立っている状況である  信頼のできる成年後見人がおらず  親がいなくなった後も権利が保証され  サービスが継続できるシステム  政策が必要である    B合理てき配慮について    知的障がい者や精神障がい者のかたへの理解や配慮が足りない  市が先頭に立って  啓発等をおこなってもらいたい生活に欠かせない市  警察  消防  鉄道事業者等は   特に理解して  配慮してもらいたい    C差別解消について    学生の時からボランティア等で障がい者と触れ合う機会を作り  障がい特性を理解してもらいたい    一般のかたへも障がい者への理解が必要であり  市でもっと研修や公演等を実施してもらいたい    D共生社会について    合理てき配慮や差別解消について  充実させることで共生社会が生まれる E障がい福祉サービス等の現状について    市役所で申請してさらに別の場所で相談をするというのは  ハードルが高いので  気がるに立ち寄れる小さなブースが保健センターの1階にあればよい 障がい児の療育については  どのような施設があるかとう  市から積極的に発信してもらいたい    ショートステイが足りない    集団生活が難しいかたもいるので  グループホーム以外の暮らしかたが提供できるよう  一人暮らしの支援等をしてもらえるサービスがほしい    こども発達支援センターは  未就学児の時に利用申請をしないと利用できない 小学校  中学校等のそれぞれの段階で相談できるようにしてほしい    F障がい者雇用について    会社のトップや採用担当は  障がい特性を理解して  採用していると思うが  その情報が現場まで伝わっていないので  一緒に働くかたの現場教育に力をいれてもらいたい    一企業に丸投げではなく  知識を持っている人を派遣するような仕組みを作ることも必要    就労移行支援がうまく機能しておらず  就労定着支援までたどりつかない人が多い  市内施設をもっと活用して  一般就労に結びつく  サービスを提供してほしい    G災害対策について    一般避難じょに障がいの持った人が  避難するのは難しいので  避難じょには障がいのある子ども専用べやの用意等  障がいを配慮した避難じょが必要    今まで災害があった際に発生した問題を  きちんと整理をしてほしい Hそのた    障がい者の支援について  市は目指しているところがわからない計画を策定する際には  しろい市の目指すとことはここだという 文章をぜひ入れてもらいたい    書類を見ているだけでは障がい者のことはわからないと思うので  新任  異動等で障がい福祉課に配属されたかたには現場見学(福祉施設等 をして障がい者を見てほしい    行政に携わる(市職員等 全ての人に障がい(特性 を理解してもらうために研修などをしていただきたい    今回の新型コロナの問題で  各施設に どのようなことが大変だったのか 聞くことで  課題が見つかる 152  153ページ (6 しろい市精神障がい者家族会 しらゆりの会    日時  令和2年3月26日 木曜日  15時から16時    参加者  3名  団体プロフィール   発足年月日  平成9年   会員数  16名   平均年齢(約  70歳  調査結果 @活動目的  最近の活動状況について     目的  精神障がい者本人の自立と社会参加  福祉の向上に資すること  及び  その家族の精神的  身体的負担の軽減に資することである    最近の活動状況  定例会(概ね つき1回 話し合いと情報交換  学習会  支援団体  事業しょの事業協力等  元気回復活動(自然観察  しつないゲームほか 等を実施 グループワーク えんやこらの会 経験交流を中心に話し合いを実施    課題としては  会員の高齢化と新規入会者がいないことが挙げられる    A地域生活について   おやなき後を見据え  グループホームの設置及び一人住まい支援体制の整備による生活基盤の確保が必要である  グループホームは  本人にとっては  なじめないかもしれないが  親の立場では  見守りのあるところで暮らしてもらいたい いわゆる ひきこもり に対し  医療系の訪問看護が進んでいるが  これに加え  福祉系の訪問型生活訓練が必要  日中の居場所づくり等社会資源に結び付けることにより  自立し親の負担軽減にもつながる事業所につうしょしない できない人が多く  親の高齢化問題を踏まえ  市とのつながりを当事者が  自ら持てるようになる    と良いと思う 農業系の就労支援事業しょが多いため  合わない人もなかには 居る  個人個人がやりたいことに対して支援できるよう  既存の就労支援事業しょの事業内容の多様化等の充実  及び新たな事業しょの誘致等  就労支援の充実強化を望みます    しろい市は障がいに対する医療機関が少なく  福祉と医療の連携がとれていない医療  福祉(事業しょ  活動団体 など  連携をスムーズに取れるように懇談会の場を設けてもらいたい    B合理てき配慮について    市民のかたに  障がい者についての正しい理解を持ってもらうため   こころのフォーラム 等の公演会やメンタルヘルスの問題を従前以上に市広報に取り上げる等 ねばりづよく啓発活動を行うのみ    C差別解消について    障がい者に対する理解について  学校教育に取り入れ  偏見の芽をてきじょしてはどうか    D共生社会について    従来  障がい者の多くは  障がい者用の施設及び自宅で過ごし  関係者や支援者以外の人と接する機会が乏しい  したがって  障がい者施設においては  支援ボランティアや一般の見学者を積極的に受け入れるとともに  行政はこれらの施設の事業内容の広報  作品展示  生産ぶつ販売等を支援し  一般市民への周知を図ることが重要である    地域のまつり等  一般の人が集まっているところに 障がい者が入っていくのは  ハードルが高い  障がい者が普段過ごしている障がい者施設等に  一般のかたが訪れやすくして  交流できるような仕組みが必要  一般の人が参加できるような講座を積極的におこなったり  学校教育に 障がいの理解について組み込まれるとよい    E障がい福祉サービス等の現状について    福祉ガイドブックを読んでも  障がい福祉サービスの制度がわからないという声が多いので  市側からサービスの発信を積極的におこなってほしい    自立訓練を目的とする事業所は  法によりつうしょ期間が限定されているので  日中の居場所づくりとして  つうしょ期間を限定しない地域活動支援センターを作る必要がある    障がい者本人の支援だけではなく  家族への支援も必要で  家族がホッとできる時間がとれるような  ショートステイ等のサービスが受けやすくなるとよい    F障がい者雇用について    福祉てき就労から一般就労へチャレンジした人もいるが  職場に馴染めずまた福祉てき就労に戻ってしまう  精神障がいの特性や服薬による影響等も考慮した 就労条件や職場環境の調整をおこなってくれる ジョブコーチ等が必要である    精神障がい者の人の中には  ある分野に特化した才能を持つ人もいるので  その才能を活かせる場があるとよい G災害対策について 避難じょを設ける際は  障がい者専用のスペースを確保し  対応が可能なスタッフを配置してもらいたい できれば  受付も別にしてもらうことが望ましい    精神障がい者は  薬が必須の方が多いので  災害じにスムーズに薬の受け渡しができる仕組みを整えてもらいたい  避難じょまで一人で避難できないため  避難方法も課題になる Hそのた  特になし 154  155ページ (7 社会福祉法人フラット 相談支援事業所 座ぐり     日時  令和2年3月25日 水曜日  13時から14時    参加者  2名  事業しょプロフィール   所在地  みなみやま1の8の1 しろい市障がい者支援センターない   主な対象者  身体障がい者  知的障がい者  精神障がい者  障がい児   年間利用者数  4,017人(平成30年      調査結果 @活動目的  最近の課題について    相談支援  生活介護  共同生活援助  訪問デイ  ヘルパー事業しょ  精神科クリニック  地域活動支援センターの早急な整備    セルフプラン率が高く  正しい療育につながっていない  相談支援事業しょを支える基幹相談支援事業しょが市内にない  福祉人材確保  ヘルパー不足で  放課後デイなども希望日数 通えていない    生活介護は  自力で事業しょまで来られる人は ほとんどなく  送迎で まわらないと利用できない A事業運営上の課題について    相談支援事業しょが少ないので  相談件数が雪だるま式に増加している  2年間で約2倍となっている  支える側がつぶれてしまう可能性がある    色々な人からの相談があるので  知識が必要であるが  日々の業務で手いっぱいになり  なかなか研修に行ける時間もない    B地域生活について    役所で手続きし  さらに別の場所で相談するのが  利用者の負担となっており  委託相談のブースを市役所内に設置する等  すぐに相談できる体制づくりが必要である    精神科病院からの地域移行が  ほとんどない状況なので  地域生活できるような仕組みづくりが必要である    地域の課題解決に向けた話し合い  情報の共有が必要だと思われるので  自立支援協議会の部会の回数がもっとあるとよい    C合理てき配慮について    緊急じ対応の連絡先が電話しか用意できていないので  視覚障がい  聴覚障がい者に対応した体制づくりが必要    D差別解消について    障がいがあるがゆえに選択できない場面が少しでもなくなるよう  サービスの選択肢を増やしてあげたい  高齢しゃサービス事業しょは充実しているので  障がい者を高齢しゃサービス事業しょで受け入れてもらえばよいと思う E共生社会について    子どもの頃から障がい理解の教育をすれば  障がいが身近なものと感じ  障がいがある人もない人も  共に暮らしやすい社会に自然となると思うので  教育機関での啓発活動が必要である    F障がい福祉サービスの現状について    こども発達センターが療育の入口となっているので  そこから必要に応じて民間の事業しょ等に繋げてもらいたい    移動支援について  通学等へも利用ができるようにしてほしい    高次脳機能障がいについての相談が増えている    グループホームとヘルパーの需要が多いが  職員の負担も大きいため  職員の確保が難しく  常にひとで不足になっている   G障がい者雇用について    障がいの特性を理解してもらうのが  一般企業の現場では  なかなか難しく  最近は  身体的  精神的虐待も問題になってきているので  職場環境の調整を行う ジョブコーチを導入してもらいたい    障がいのある人は  1人で通勤するのも困難な人も多いので  職場までの通勤方法も配慮してもらいたい    H災害対策について    人工呼吸器等をつけた医療てきケアが必要な人は  災害じ避難できても停電等で命にかかわってくる  自家発電装置等の災害に対する備えに対しても補助がほしい    各障がいそれぞれ特性が違うので  それに対応できる福祉避難じょの設置が必要になってくる  平時から災害じの対応方法等について情報提供が必要である    グループホームにいる人はよう避難者名簿には載らないが  災害じには職員のみでは避難しきれないので  近所の人の助けが必要である    10そのた    特になし 156  157ページ (8 特定非営利活動法人 ぽれぽれ ちば 指定特定相談支援事業 アサンテ     日時  令和2年3月25日 水曜日  15時から16時    参加者  2名  事業所プロフィール   所在しょ  根66の5   主な対象者  精神障がい者   年間利用者数  85人(平成30年      調査結果 @活動目的  最近の課題について    就労継続支援A型事業しょ  地域活動支援センター等  生活訓練後の行先(選択肢が限られていることが課題であり  選択肢を増やしてあげたい    A事業運営上の課題    事業しょの職員給与が病院等と比べると低くなってしまうので  資格を持った人材の確保が難しい     こころの健康フェア等 障がい者理解のためのイベントを開催しているが  精神障がい者への理解は いまだ難しい  状況利用者もひきこもっている人が多いためつうしょまでつながらない人が多く  実際に利用する人は少ない状況だが  昔よりはだいぶ敷居が低くなった    B地域生活について    グループホーム  就労支援の充実を図っていくことで  地域での自立生活も拡大していくものと思われる    しろい市は精神の入院施設はないが  逆に入院を必要とせず  地域移行  自立ができているとも  とることができるので  障がい福祉サービスが充実している市として もっとアピールしてほしい    C合理てき配慮について     情報伝達じの伝達の仕方や作業環境 個別対応 の整備場面で配慮を要する    福祉サービスの更新案内の内容ひとつとっても 人によっては  脅迫じみた内容に感じとってしまう人もいるため  受けてを意識して文書作成や発言をしてほしい    精神障がいのかた は 1度に複数のことを説明するとパニックになってしまうかたが多いので  説明や作業環境にも配慮が必要    D差別解消について    新型コロナウィルスの件で  差別が起きているのと同じで  未知のものや理解できないものに対して  差別が起こるので  障がいも正しい理解をしてもらうことが重要    E共生社会について    共生社会の実現には  小さい頃からの障がい教育や 障がいについて体験できることが大切である  学生にボランティア体験する機会や 市民が気軽に障がいを疑似体験できる体制整備ができるとよい    F障がい福祉サービスの現状について    サービスを利用するときに 医療情報がほしくて紹介状をもらうが  入所している人は保険がきくが  つうしょの人には保険適用にならないので  つうしょの人も保険適用同等の金額になるよう補助してほしい 生活訓練は  利用者のほとんどがいわゆる ひきこもりで  自宅から事業しょに通うようになるまで1年かかり  通い始めても週1回程度の利用なので  実質ほとんど通わずに2年が終わってしまう  利用年数の計算については  月単位の計算になっているが  実利用にっすうで計算できるように制度変更を検討してもらいたい    生活訓練終了後  働きたい人にはB型4箇しょ  A型2箇しょが選択肢として用意してあるが  全員が働きたいわけではないので  日中の居場所が必要であり  毎日通う地域活動支援センターを用意してもらえないと  いえ以外に安心して過ごせる場所がなくなってしまう    G障がい者雇用について    精神障がい者の就労について は  2から3時間の就労ならちからを発揮できるかたが多いため  フルタイムにこだわらず  超短時間雇用など  特性に配慮した就労時間や就労環境への配慮を考えていく必要がある    H災害対策について    災害発生じ1人で避難できない人が多いので  移動手段について検討が必要であるリアルタイムの情報がほしくてもホームページへ接続できないので  行政からえすえぬえす等接続がしやすい方法で情報提供があるとよい    10そのた    特になし