ごみを減らすために、食品ロスの削減に取組みましょう!

 食品ロスとは、「まだ食べられるのに廃棄される食品」のことで、日本では、一年間に約646万トン(平成27年度推計)の食品ロスが発生しています。

食品ロスの約半分は家庭から!

 食品ロスの内訳 家庭から約289万トン 事業から約357万トン

 これは、日本人一人当たりに換算すると年間で約50キログラム、毎日お茶碗約1杯分(約140グラム)の食べられる食品を捨てていることになります。
 食品ロスを削減するためには、皆さんの家庭での取り組みが必要となります。燃やすごみを減らすためにも、食品ロスの削減に取組みましょう!

食品ロスの削減方法(一例)

1 食べ残しをしない
2 食材の購入は必要最小限にする(安売りなどで、買い過ぎない)
3 賞味期限と消費期限を正しく理解し、無用な廃棄をしない

賞味期限とは

 定められた方法により保存した場合において、期待されるすべての品質の保持が十分に可能であると認められる期限を示す年月日のことです。ただし、当該期限を超えた場合であっても、これらの品質が保持されていることがあります。このため、「賞味期限」を過ぎた食品であっても、必ずしもすぐに食べられなくなるわけではありませんので、それぞれの食品が食べられるかどうかについては、消費者が個別に判断する必要があります。

消費期限とは

 定められた方法により保存した場合において、腐敗、変敗その他の品質(状態)の劣化に伴い安全性を欠くこととなるおそれがないと認められる期限を示す年月日のことで、開封前の状態で定められた方法により保存すれば食品衛生上の問題が生じないと認められるものです。このため、「消費期限」を過ぎた食品は食べないようにしてください。

【忘年会・新年会などを開催するとき】
 添付の「宴会五箇条」を手元に置き、開会のあいさつ時に「おいしく食べ切ること」について参加者へ伝えるなど、できるところから、食品ロス削減へつなげて下さいますようお願いします。

食品ロスにしない「備蓄のすすめ」の公表について

 消費者庁では、関係省庁、地方公共団体や消費者団体を始めとする各種団体と連携し、食品ロス削減の推進に向けた取組みを行っており、取組みの一環として、ローリングストック法について紹介する冊子「備蓄のすすめ」が作成され、公表されました。
 ローリングストック法は、ふだん食べている食品を少し多めに買い置きして、食べたらその分を買い足していくというもので、特別なものを買わず、備蓄することができ、食品ロスの削減にもなり、災害が発生した時の食料の確保も期待できます。

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