白井市地域ぐるみネットワークふれあい会議のご案内

高齢者が安心して暮らせる地域づくりを考え、必要な資源を創出するふれあい会議に参加しませんか

団塊の世代が75歳以上となる2025年に向けて、すべての高齢者(以下「シニア世代」とします。)が安心して暮らせるよう、地域全体で見守り、支え合うことが大切です。

これを受けて、市では、地域でシニア世代が交流し、お互いに支え合う仕組みの創出を話し合う場として、地域ぐるみネットワークふれあい会議を開催しています。ふれあい会議は、この取り組みに関心のある誰もが参加可能です。

主役は、団塊の世代の皆さまです。例えば、

・自分たちの趣味や経験、技術を活かした何らかの活動をしたい

・楽しく生きがいのある暮らしをしたい

・次のような場や仕組みを作ってみたい、一緒にやってくれる仲間を探したい

・まとめ役になるのは嫌だけど、色々な活動のお手伝いならしてもよい

という方、社会福祉協議会の「生活支援コーディネーター」が共に考え、実現に向けたお手伝いをします。関心のある方は、以下の窓口にお問い合わせください。

※令和2年6月現在、コロナウイルス感染拡大防止の観点から、ふれあい会議の開催を中止しています。

再開が決まりましたら、本ホームページ、広報等でお知らせします。

ふれあい会議・生活支援コーディネーター連絡窓口

白井市社会福祉協議会 電話047-492-5713

これまでのふれあい会議

高齢者を見守り、支え合う場や仕組みを、地域全体で作っていくために、市では、平成24年度から、地域ぐるみネットワークの構築に取り組んでいます。

平成24年度 清水口小学校区・南山中学校区で見守り、支え合いの連携会議

市内で、特に高齢化率が高い自治会が所在する清水口小学校区・南山中学校区をモデル地区として、学区内の高齢者の見守り、支え合いを地域全体で考えるための連携会議を開催しました。

会議当日は、自治会や管理組合、ボランティア団体、医療機関、牛乳配達や司法書士・行政書士事務所、介護保険事業者、民生委員や地区社会福祉協議会等、地域の様々な団体や事業所など、それぞれ約40名がご参加くださり、「ふだんの高齢者の見守り」をテーマに、地域でできること・行政に望むことなどを話し合いました。

平成24年度連携会議の様子

平成24年度連携会議の様子

連携会議で出た意見やアイデアの一部

連携会議で出た意見やアイデアの一部

平成25年度から平成26年度 アイデアを実現につなげる「中心メンバー会議」開始

平成25年度から、清水口小学校区・南山中学校区において、連携会議で出た高齢者の見守り・支え合いのための取り組みを実現につなげるための「中心メンバー会議」(「ふれあい会議」の前身)を月1回開催しました。

会議を通じて生まれた場や仕組み

週2回開催の広域型サロン

清水口小学校区では「梨の実ひろば」という広域型サロンが誕生しました。地域ぐるみネットワークの話し合いに参加した住民有志が核となり、住民ボランティアが運営しています。会場は白井市西白井複合センター、週2回(火・土)に開設しています。

梨の実ひろばの様子
民間事業者等がゆるやかに見守る「しろい高齢者みまもりネット」

南山中学校区で検討を重ね、民間事業者や地域の団体等が協力してふだんの業務や活動の中で見守りを行う「しろい高齢者みまもりネット」が発足しました。

しろい高齢者みまもりネット協定式写真

その他、グループホームを会場として利用者、家族、地域住民が共に楽しむ「ひだまりカフェ」や民間事業者等が先生となって講座として実施する「地域の先生」プログラムが生まれました。

平成27年度・平成28年度 白井市全域での「ふれあい会議」開催

平成27年度から、対象を白井市全体に拡大し、2か所の日常生活圏域単位で月1回ずつ会議を実施しました。会議の名称を、参加者から募り、「中心メンバー会議」から「ふれあい会議」に変更しました。

平成28年度からは、白井市社会福祉協議会に、ふれあい会議の運営や、見守り・支え合いの創出を支援する生活支援コーディネーターを配置しました。

 

会議を通じて生まれた場や仕組み

自分で買い物したいニーズに応える「買物支援バス」

ニュータウン地域に多い、エレベーターのない団地住民の買い物を支援するため、介護保険施設のバスを利用し、お店に買物に行く他、自宅まで買い物袋を運ぶ買い物支援バスを南山中学校区でモデル実践しました。

買い物支援事業の様子
さらに見守りの目を増やす「訪問型見守り」

しろい高齢者みまもりネットに加えて、さらに見守りの目を増やし、住民同士の交流のきっかけとするため、住民ボランティアによる訪問型見守り活動を、桜台・堀込のモデル地区で実施しました。各地区には、住民による見守りを考える会が発足しました。

多世代交流を図る「ふじ元気ひろば」

高齢者だけではなく、子ども世代と交流し、地域の子どもたちを支援するきっかけを作るため、白井第三小学区で、地域の保育園と連携して、共に農作業を行い、食事を取るイベントを定例開催していきます。

様々なニーズに応えるサロンやイベントの多数開催

白井第一小学校区では、地域にある珠算塾の協力で、「はしそろピック」イベントを開催、清水口小学校区では、歌と介護予防体操などが楽しめ、地域にサロンの普及を図っていく「あいのねサロン」、その他、飲食店のスペースをお借りしたお酒が楽しめるサロン、介護保険施設等のスペースを活用したサロン、ひとり暮らしの高齢者が共に集い食事などを食べる「ぼっちクラブなど、たくさんの交流の場が生まれています。

平成29年度 「ふれあい会議」開催

白井市社会福祉協議会に配置された生活支援コーディネーターとともに、ふれあい会議で、見守り・支え合いの創出について話し合いました。

 

会議を通じて生まれた場や仕組み

「買物支援バス」の開始

南山中学校区で、エレベーターのない団地住民の買い物を支援するため、介護保険施設のバスを利用し、お店に買物に行く他、自宅まで買い物袋を運ぶ買い物支援バスの運行を月2回開始しました。

訪問や電話で個別に見守りを行う「お元気見守り事業」

平成28年度に、桜台・堀込のモデル実施した事業を、市全体で開始しました。桜台と堀込には住民同士による見守りを行う拠点ができています。まだ拠点ができていない地区には、社会福祉協議会の見守りコーディネーターが、電話での見守りを行っています。

様々なニーズに応えるサロンやイベントの開催

平成28年度までにできたサロン以外にも、新たな交流の場が生まれています。

●男性が交流しやすくなるため、市内飲食店のスペースをお借りしたお酒が楽しめる「おやじサロン」

●介護保険施設のスペースを活用した夕方からの「夕焼けサロン」

平成30・31年度 「ふれあい会議」開催

市内を日常生活圏域で2つに分け、保健福祉センター、西白井複合センターで、2か月に1回ふれあい会議を行いました。ふれあい会議では、小学校区別に高齢者が生活していく上での困りごとや課題を出し合い、解決するための2団体が生まれました。

 

お互いさまの気持ちで活動「ごみ出し、電球交換などの有償ボランティア」

高齢者の「ちょっとした困り事」を少しのお金でサポートのする有償ボランティアが2か所立ち上がりました。ゴミ出し、電球交換、買い物代行などを「困った時はお互い様」の精神で活動しています。

高齢あるいは障がいをお持ちで支援を必要とされている方の依頼を受けています。

●「ちょっとした困りごと」サービス

主に西白井地区で活動中

●ちょこっとやりますワンコインサービス

主に白井駅前地区で活動中

※ご依頼、活動内容についての問い合わせは、白井市社会福祉協議会(電話047-492-5713)生活支援コーディネーターへお尋ねください。

 

この記事に関するお問い合わせ先

福祉部 高齢者福祉課 地域包括ケア推進係
〒270-1492 千葉県白井市復1123番地
電話番号:047-497-3484
ファックス:047-491-3551
お問い合わせはこちらから