小学生の食事

~食の経験を広げよう~

学童期(6~11歳)は、心身の発達が著しく、生活習慣の基礎が定着し、味覚が発達する大切な時期です。また、乳歯が永久歯に生え変わる時期でもあります。家族や仲間との関りのなかで、食に関する知識や体験を広げていきましょう。

小学生の食事チェックリスト

あてはまるものにチェックしてみましょう。

□ 朝ごはんを食べないときがある

□ 好き・きらいがある

□ 間食は好きなだけ食べている

□ 早食いの傾向にある

□ 食事の準備・片付けなどの手伝いをしない

 

あてはまる項目のポイントを見ていきまよう!

 

食事をする人

1日3回、バランスのよい食事を

1.    栄養バランスをよくするためには?

  主食+主菜+副菜のそろった食事を心がけるとバランスのよい食事になります。

主食主菜副菜バランス

2.朝ごはんで3つのスイッチON!

朝ごはんは、眠っている体を覚まし、午前中の勉強や運動を集中して行うためには欠かせません。

しっかり食べるためにも、早寝・早起きをして生活リズムを整えることも大切です。

3つのスイッチあたまおなかからだ

偏食・好き嫌いがある場合は・・・

「野菜」「きのこ」「魚介類」が苦手な傾向*にあります。

1. 大人がおいしそうに食べる

2. 一緒に作る

3. 味付けを工夫する

 

*白井市民の「健康」に関するアンケート調査より

 

野菜が嫌いな子供

間食選びのポイント♪

好きなものを好きなだけ食べていると、肥満や生活習慣につながることがあります。間食の目安は200kcalです。軽めに、楽しむ程度にしてみましょう。また、間食の食べ過ぎは夕食に影響するため、注意しなければなりません。次の点に注意してみましょう。

1.時間と量を決める

だらだらと食べない。

 

2.不足しがちな栄養を補給

カルシウムや食物繊維は意識して摂らないと不足しています。甘いお菓子やスナック菓子だけでなく、果物や芋、ヨーグルトなどを間食にする。

 

3.食品表示を見る

袋に記載されている、熱量(kcal)などを見て、少量に取り分けたり、飲み物をお茶にしたり工夫する。

どのお菓子を食べるか考えている子供

よく噛んで食べよう!

「ひみこのはがいーぜ」卑弥呼の時代は、現代の食事より噛みごたえのある食事でした。よく噛むことで体にたくさんの良い働きがあります。

ひみこのはがいーぜ

ひ:肥満予防      み:味覚の発達      こ:言葉の発生はっきり      の:脳の発達

は:葉の病気予防      が:がん予防      いー:胃腸快調      ぜ:全力投球

【よく噛んで食べるために・・・】

1. 噛み応えのある食べ物

2. 食材を大きく切る

3. 飲み物や汁物で流し込まない

 

よく噛んで食べている男の子

お手伝い・食の体験の機会を!

この時期の食事は、将来の体の基礎を作る大切なときです。

食に関心を持つためにも、買い物や食事の準備、片付けなど自分の食事に関わる機会が持てるようにしましょう。

また、いろいろな食材に触れ、苦手を減らしていくことも大切です。苦手な野菜を育てて収穫するなどの体験をしてみましょう。

 

小学生の食事 資料等

この記事に関するお問い合わせ先

健康子ども部 健康課 健康づくり推進係
〒270-1492 千葉県白井市復1123番地
電話番号:047-497-3494
ファックス:047-492-3033
お問い合わせはこちらから