電話de詐欺に注意!

電話de詐欺発生状況(令和6年1月末)

令和6年1月末現在の発生状況

令和6年1月中、白井市での電話de詐欺の発生はありませんでした。

白井市内の電話de詐欺被害
     発生件数 0件 (前年比-1件)
     被害額    0円 (前年比約-535万円)

しかし、依然として電話de詐欺の予兆電話が発生しています油断は禁物です。

引き続き、自分だけは大丈夫とは思わず、不審な電話や見覚えがない請求等が来ましたら、すぐに印西警察署までご連絡をお願いいたします。

 

「被害防止の3つの約束」

1 代理人には絶対お金を渡さない!

2 キャッシュカードは絶対渡さない!

3 電子マネーの請求には絶対応じない!

 

 

千葉県全体の電話de詐欺発生状況はこちら

リンク先:千葉県警察本部ホームページ

https://www.police.pref.chiba.jp/seisoka/safe-life_fraud.html

※令和2年1月から、特殊詐欺の手口が10類型に変更されました。
※発生件数及び被害額には、キャッシュカード交付型による被害も含まれます。
※発生件数及び被害額は、速報値であるため数値が変更する場合があります。

電話de詐欺発生状況(令和5年)

令和5年の発生状況

・白井市内の電話de詐欺被害
発生件数 11件 (前年比 ∔1件)
被害額約2,364 万円 (前年比約-780万円)

・千葉県内の電話de詐欺被害
発生件数 1,310件 (前年比 -147件)
被害額 約29億6,583万円 (前年比約 -4億3,802万円)

被害件数、被害額一覧
  件数 前年比(件数) 被害額 前年比(被害額)
オレオレ詐欺 515件

-57件

13億7,113万円

-4億9,265万円

預貯金詐欺 227件

-72件

2億8,733万円

-8,211万円

架空料金請求詐欺

91件

+51件

6億1,019万円

+2億5,525万円

還付金詐欺 324件

+9件

 4億7,944万円

 +6,524万円

融資保証金詐欺

  2件

  -2件

 155万円

 -196万円

金融商品詐欺    4件   

 +4件

  865万円    +865万円
ギャンブル詐欺    0件  ±0件   0円

 ±0円

交際あっせん詐欺    1件    ±0件  5万円   -82万円
その他の特殊詐欺    1件    +1件   3,739万円

+3,739万円

キャッシュカード詐欺盗

145件

  -81件  1億7,011万円 - 2億2,702万円

注)被害額は、1万円未満を四捨五入した額。

※令和2年1月から、特殊詐欺の手口が10類型に変更されました。
※発生件数及び被害額には、キャッシュカード交付型による被害も含まれます。
※発生件数及び被害額は、速報値であるため数値が変更する場合があります。

キャッシュカード詐欺盗とは

電話de詐欺のオレオレ詐欺等の手口で被害者に接触し、被害者の隙を見てキャッシュカード等を盗むカードすり替え手口の窃盗です。

これまでは窃盗罪に当たることから、電話de詐欺として計上されていませんでしたが、令和元年7月分から、特殊詐欺(窃盗)として計上されることとなりました。

<手口>

  1. 「警察官」を名乗る者から、「あなたのカードが勝手に使われている。カードを交換しなければならない。」と電話がかかってくる。
  2. その後、警察官を装った者が被害者宅を訪れ、持参した封筒を差し出し、「カードを止める必要があるので暗証番号を書いたメモと一緒にカードを封筒に保管して下さい。」とうそを言い、封筒にカードとメモを入れさせる。
  3. その際、「封筒を印鑑で封印して下さい。」と言って、被害者に印鑑を取りに行かせ、被害者が家の中に入っている間に、犯人が持参した他のカードが入った封筒とすり替えて、カードを盗む。
  4. その後、「後日、封筒を受け取りに来るので、それまで厳重に保管して下さい。」などと言い残し去っていく。
    被害者は、カードを盗まれたことに気が付いていないため、被害の発覚が遅れ、犯人はその間に盗んだカードを使って現金を引き出す。

※「警察官」のほかに、「市役所職員」、「デパート従業員」「銀行協会」などを名乗る場合もあります。 

市内で発生した手口

<オレオレ詐欺>

【孫をかたった手口】
1. JR千葉駅管理センターの職員かたり、
「財布、書類、鍵が届いている。」
との電話

2. 孫をかたり、
「財布をなくしてお金がなくて困っている。50万円貸してほしい。」
と金銭を要求する電話

3. その後、会社の部下をかたる男が被害者宅を訪れ、キャッシュカードをだましとる。
犯人は、だまし取ったキャッシュカードを使って、現金を引き出す。

※ 電話で「携帯電話番号が変わった。お金が必要」は詐欺です!
   絶対にカードの暗証番号を電話で教えたり、カードを第三者に渡さないでください。


【息子をかたった手口】
1. 息子をかたり、
「体調を壊して病院にいる。病院のトイレで 携帯電話をなくした。
との電話

2. 再び息子をかたり、
「警察に紛失届を出した。その時に、 元の携帯電話番号には絶対に電話を掛けないように 言われた。お母さんも電話を掛けないように気を付けてね。」ところで、会社の契約で急にお金が必要になった。なんとか助けて欲しい。」
と金銭を要求する電話
  (被害者が了解すると現金を用意して自宅で待機するよう指示)

3. その後、被害者が現金を用意して自宅で待機していると、会社の部下をかたる男が自宅を訪れ、現金をだまし取る。

※ 電話で「携帯電話番号が変わった。」は詐欺です!
 
必ず 元の 携帯電話番号に連絡して確認してください。

 

【銀行協会職員をかたった手口】
1. 銀行協会の職員をかたり、
あなたのキャッシュカードが使われている。再発行する必要がある。
との電話
その際、再発行のため必要との理由で、 キャッシュカードの暗証番号を聞かれる

2. その後、銀行協会の職員をかたった男が被害者宅を訪れ、キャッシュカードをだまし取る。
犯人は、だまし取lったキャッシュカードを使用して、現金を引き出す。

※ 警察や銀行が、暗証番号を聞いたり、カードを預かることはありません。
 「カードを預かる」と言われたら詐欺です!
絶対にカードを渡さず、警察に通報してください。

 

【警察官をかたった手口】

1. 警察官(印西警察署・千葉県警・警視庁など)をかたり、
「あなたの個人情報が漏れている恐れがある。」
「あなたのキャッシュカードが不正に使われている。」
などと不安をあおった後、
「カードの再発行が必要で、その手続きには暗証番号が必要」
などと言葉巧みに説明し、暗証番号を聞き出した後、
「カードを預かるので提出して欲しい。」
などの電話

2. その後、警察官をかたる者が自宅を訪れ、キャッシュカードや通帳をだまし取る。
犯人はだまし取ったキャッシュカードを使って、現金を引き出す。

※ 警察や銀行が、暗証番号を聞いたり、カードを預かることはありません。
   「カードを預かる」と言われたら詐欺です!
絶対にカードを渡さず、警察に通報してください。

警察官のほかに、実在するデパートや家電量販店の従業員をかたる手口も発生しています。

架空請求詐欺

【はがきによる手口】
「総合消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせ」などと題する内容のハガキが「国民訴訟通達センター」や「民事訴訟管理センター」などから送達されています。
このハガキには、「ご連絡ない場合、原告側の主張が全面的に受理され、執行官立ち合いの元、給料差し押さえを強制的に履行させていただきます。」
などと不安をあおる文言が記載されています。

このハガキは、無造作に送達された「架空請求詐欺」という詐欺のハガキです。

ハガキの内容に惑わされることなく、無視して下さい。

ハガキに記載されている「お問い合わせ先」に連絡してしまうと、本人確認のため必要などと言葉巧みに、住所や氏名などの個人情報を聞かれて把握されてしまい、さらに、「このままでは、裁判になる。それを防ぐには、弁護士費用が必要」などと金銭を要求されてしまいます。

架空請求詐欺では、金銭を支払う方法として、コンビニエンスストアなどでギフトカードを購入し、カードに記載されているID番号を連絡するように指示されます。

相手にギフトカードのID番号を伝えてしまうと相手にお金をだまし取られてしまいます。

絶対にはがきに記載されている相手先には電話しない で下さい。

不安な時は、印西警察署又は市役所に相談して下さい。

また、最近はプライバシー保護シートが貼られたハガキや、封書で送達されてくるものもあり複雑巧妙化しているので注意が必要です。

 

【メールによる手口】
携帯電話やパソコンのメールアドレス宛に「有料サイトの未払い金がある。このままでは、裁判に移行する。」という不安をあおる内容のメールが送信されています。

このメールに返信したり、メールに「お問い合わせ先」などと記載されている電話番号に連絡してしまうと、利用料金や入会金、弁護士費用などの名目で金銭を要求されてしまいます。

このようなメールを受信したら、 無視して、絶対に返信したり、メールに記載されている相手先に電話しない で下さい。

不安な時は、印西警察署または市役所に相談して下さい。

還付金詐欺

【市役所職員をかたる手口】
1. 市役所の国民健康保険年金課や福祉課などの職員をかたり、
「還付金」または「過払い金」があります。
すでに今年の初めに通知を出しています。
手続きが必要なので、銀行名を教えて下さい。
との電話

2. 銀行名などを話してしまうと、その後、銀行員をかたる者から、
「ATMで手続きができますので、指定するATMへ行ってください。」
などと指示を受ける。

3. 相手の指示通りにATMに行き、ATMの操作をすると、いつの間にか送金の手続きをしてしまい、お金をだまし取られてしまう。

最近では、ATMに誘導する手口のほかに、還付金を入金するという名目で、自宅にキャッシュカードを受け取りに来る手口も発生しています。

  • 市役所から「還付金」や「過払い金」の連絡を電話ですることはありません。
  • ATMで還付金や過払い金を受け取ることはできません。
  • 「ATMでお金が戻ると言われたら詐欺です。」
  • 市役所がキャッシュカードの暗証番号を聞いたり、キャッシュカードを預かることは絶対にありません。
  • 不審な電話があったら、相手に言われた連絡先には絶対に連絡をせず、市役所に確認、または警察に相談してください。

電話de詐欺こんな「言葉」に注意!

電話で、次のような言葉が出たら「詐欺」です!

【息子・孫・親戚をかたる手口】

  • 携帯電話を失くした。携帯電話を盗られた。電話番号が変わった。
  • 電車(病院、コンビニ)に会社の小切手が入ったカバンを置き忘れた。
  • 会社のお金を使い込んだ。
  • 示談金が必要だ。(女性を妊娠させた、交通事故を起こした。痴漢で捕まった。)(電話を)上司に代わる。弁護士に代わる。今日中にお金がないとクビになる。
  • 銀行で聞かれたら「リフォーム代」「老人ホームのお金」等と言ってくれ。
  • 「代わりの者」がお金を取りに行く。

「警察官・金融機関をかたる手口」

  • あなたの銀行口座が犯罪に使われた。
  • あなたの口座が使えなくなる。
  • あなたのキャッシュカードを預かる。

「市役所・保健センター・年金事務所等を騙る手口(還付金詐欺)」

  • 税金(年金、医療費)が還付される。お金が戻る。
  • 書類(封筒)を送った、届いていないか。
  • 近くのATMで手続きが出来る。すぐに行って下さい。
  • 今日は特別に手続きが出来る。
  • ATMに着いたら電話して下さい。

詐欺かもワードチェック表

こんな言葉がでたら詐欺かも?と疑ってください。

  • 還付金もらえますよ…
  • あなたのキャッシュカードが…
  • カバンを失くした…
  • 何時までに必要…
  • 宅配便でお金を送って…
  • ATMに行って下さい…
  • 代理人がお金を取りに行く…
  • 示談金が必要…
  • 今日振り込まないとクビ…
  • 携帯電話の番号が変った…

被害にあわないために

あなたのお金が狙われています!
犯人は、言葉巧みにあなたのお金をだまし取ろうとしています!
電話de詐欺の被害にあった方の9割以上は、

「自分だけは大丈夫。」「自分が被害に遭うことはない。」

と考えていました。

「自分は大丈夫」とは思わずに電話de詐欺への対策をしましょう。

留守番電話を活用しましょう。

一番の対策は、「 犯人と直接話さないこと 」です。

留守番電話にすれば犯人の嘘の話を聞かなくてすむので安心です。

留守番電話を活用しましょう。

犯人は「留守番電話」や「電話の録音」を嫌がります。

また、番号通知サービス(ナンバーディスプレイ)を利用して、非通知や知らない電話番号には出ないように、気を付けましょう。

冷静になって考えましょう。

犯人は電話口で、
「大変なことになった。至急お金を用意してほしい。」
「今日中に手続きが必要です。」
「あなたの口座が犯罪に使われた。」
などと告げて、冷静な判断をまどわし、考える時間を与えません。

一人で決めず、 お金やカードを渡す前に 、まず周りに相談しましょう。

日頃から、家族間のコミュニケーションを取りましょう。

日頃から、あなたの息子や孫は、あなたを何と呼びますか?
あなたは、「自分」の事は何と言いますか?

家族だけが知っているエピソードなどから合言葉を決めておくと安心です。

家族以外には、絶対にお金やカードを渡さない。

あなたの大切な財産を、他人には渡さないで下さい。

電話de詐欺では、いろいろと理由をつけて、「本人」はお金やカードを受け取りに来ません。

「代わりの者が取りに行く」は、詐欺です!

連絡先

  • 緊急の時 110番
  • 印西警察署  電話 0476-42-0110(代)
  • 近くの交番、駐在所
  • 振り込め詐欺相談ダイヤル(千葉県警察本部)
    電話 0120-494-506  平日 午前8時30分から午後5時15分

 

この記事に関するお問い合わせ先

市民環境経済部 市民活動支援課 市民安全班
〒270-1492 千葉県白井市復1123番地
電話番号:047-401-4081
ファックス:047-491-3551
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