自転車の保険について(令和4年7月1日から保険加入が義務化されます。)
自転車は私たちの生活に欠かせない交通手段です。しかし最近、歩行者とぶつかってケガをさせるたり、死亡事故が発生するなど自転車による交通事故が増加し、損害賠償額も増加しています。
このため、千葉県では令和4年7月1日より、自転車利用者の損害賠償保険への加入が義務化されます。
自転車による加害事故の損害賠償例
男子小学生が夜間、歩道と車道の区別のない道路において歩行中の女性と正面衝突。女性は意識が戻らない状態となった。 賠償額は約9,500万円
女子高校生が夜間、携帯電話の使用及び無灯火で走行し歩行中の女性と衝突。女性は歩行困難の後遺障害を負った。 賠償額は約5,000万円
このように未成年であっても高額な賠償金の支払いを命じられるケースも最近では少なくありません。
自転車の保険の種類
TSマーク
自転車安全整備店で点検・整備を受けた自転車に貼られる「TSマーク」には保険が付帯されています。種類によって補償限度額が異なります。有効期間は一年間です。詳しくは 公益財団法人 日本交通管理技術協会HP へ。
個人賠償責任保険
加入する自動車保険や火災保険などに「特約」としてプラスするもので、月額数百円程度の保険料で補償限度額が1億円のものもあります。
その他の自転車向け保険
コンビニ、インターネット、クレジットカード会社の窓口に、月額数百円程度の保険料で補償限度額が1,000万円から1億円程度のものなど様々あります。
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更新日:2022年02月09日