冨士地区公共下水道(雨水)整備工事について

冨士地区公共下水道(雨水)整備工事について

白井市では、冨士地区の大雨に対する雨水排水能力の向上を図るため、平成26年度に冨士地区市街化区域の50.2ha(図中青枠内:事業計画区域)を対象に事業認可を取得し、平成27年度に排水流末となる神崎川接続箇所から上流に向けて整備に着手し、令和5年度に神崎川から既存水路(用悪水路)までの整備が完了しました。令和6年度より八幡神社から冨士124番地までの整備(1工区:紫着色部)を行う計画です。

整備計画図

令和6年度は八幡神社内の整備を予定しています。令和11年度に1工区の工事が完了する計画です。年度計画は施工の進捗状況により変更となる場合があります。

年度別計画

工事内容は道路下にボックスカルバートと呼ばれるコンクリート構造物を埋設するものになります。内空は□1200~900mmの大きさとなり、内空部に雨水を集水し、神崎川まで流下させます。

BOX

八幡神社から冨士124番地にかけての道路下には、水道管、下水道(汚水)管、雨水管、ガス管が埋設されています。雨水管については撤去し、その機能はボックスカルバートが担うことになります。水道管、ガス管については、現在の埋設位置ではボックスカルバートが埋設できないため、仮設及び移設が必要になります。工事中、水道やガスが数時間にかけて使用できなくなる場合がありますが、ご理解・ご協力をお願いいたします。

断面参考図

工事の手順ですが、道路は原則車両通行止めとし、まず、重機で道路を掘削します。

写真1

掘削の完了後、土留工を行い、ボックスカルバートを埋設します。

写真2

掘削部の埋戻しを行います。

写真3

埋戻し完了後、舗装を行います。

写真4

今回の工事は市街地内での工事となるため、近接の家屋等に損傷を与えないよう細心の注意を払って進めますが、建物やその他構造物に影響を及ぼす恐れがあります。万一工事によって家屋等に影響が発生した場合に備えるため、家屋等の事前調査と事後調査を行う予定です。調査範囲は、掘削底面から影響角を45°地上方向にとり、その範囲内にある家屋及び構造物が対象となります。

工事期間中はご迷惑をおかけいたしますが、重ねてご協力を頂きますよう、お願い申し上げます。

この記事に関するお問い合わせ先

都市建設部 上下水道課 工務係
〒270-1492 千葉県白井市復1123番地
電話番号:047-401-5379、047-401-5394
ファックス:047-492-3070
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