平成27年度白井市一般会計・特別会計の予算

平成27年度の白井市一般会計と特別会計の予算書を公表します。

各会計の平成27年度当初予算額は、表のとおりです。

• 水道事業の「収益的」は営業に関する部分、「資本的」は建設などに関する部分を指します。

予算の詳細については、下記のタイトルをクリックしてください。

• 提出日:平成27年2月13日上程
• 議決日:平成27年3月19日

学校給食共同調理場建替事業に関連する予算34,972千円を削除する旨の修正動議が提出され、3月19日の本会議において可決されました。
(変更箇所は、赤字で見え消し修正しています。)

一般会計

1号補正（9,013万2千円の増）

• 提出日：平成27年3月19日追加上程
• 議決日：平成27年3月19日
• 主な内容
  1.「地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策」に係る「地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金」の活用に伴い増額する補正及び平成26年度に前倒しして計上した事業の事業費を減額する補正
  2.消費税の税率引上げによる、低所得者や子育て世帯の負担を軽減するため、「臨時福祉給付金の支給」及び「子育て世帯臨時特例給付金の支給」に伴い、増額する補正
  3.公共工事設計労務単価が、2月1日から上昇したことに伴い、予算額が不足する事業のうち、年度当初に発注等の準備を行う必要があるものの事業費について、増額する補正

2号補正（3,706万4千円の増）

• 提出日：平成27年6月11日上程
• 議決日：平成27年7月8日
• 主な内容：行政経営有識者会議設置に係る経費、統一的な基準による地方公会計制度導入に伴う財務諸表作成にあたっての固定資産台帳整備に要する経費、「しろいの梨」PRに要する経費、消費税引上げに伴う公費による介護保険料軽減に要する経費

3号補正（5億7,312万5千円の増）

• 提出日：平成27年9月1日上程
• 議決日：平成27年9月29日
• 主な内容：人事異動等に伴う人件費の減額、庁舎整備に係る車庫棟改修等経費、地域福祉計画策定事業に係る経費、消防団施設用地購入に係る経費、学校給食共同調理場建替事業に係る経費

4号補正（100万円の増）

• 提出日：平成27年9月29日追加上程
• 議決日：平成27年9月29日
• 内容：北総線運賃値下げ支援補助金の専決処分に関する住民訴訟の判決確定に伴い、住民訴訟費用負担金として一時金を支払うもの

5号補正（4,000万円の増）

• 提出日：平成27年11月24日上程
• 議決日：平成27年11月24日
• 内容：地方創生に係る国からの「地方活性化・住民生活等緊急支援交付金(地方創生先行型、上乗せ交付分)」の内示による、「白井市まち・ひと・しごと創生総合戦略」に位置づけられた事業に係る経費

6号補正（3億4,094万3千円の増）

• 提出日：平成27年11月24日上程
• 議決日：平成27年12月17日
• 主な内容：自立支援給付に要する経費、市道維持修繕事業に係る経費、平成26年度事業の確定による事業費の精算

7号補正

• 提出日：平成27年12月17日追加上程
• 議決日：平成27年12月17日
• 内容：白井運動公園管理運営事業に係る繰越明許費の追加

8号補正(6億4,524万円の増)

• 提出日：平成28年2月15日上程
• 議決日：平成28年3月22日
• 主な内容：給与改定等に伴う人件費の補正、各事業費の確定による補正、国の補正予算に伴う増額

9号補正(8,000万円の増）

• 提出日：平成28年3月22日追加上程
• 議決日：平成28年3月22日
• 内容：地方創生加速化交付金の交付対象事業の決定に伴う事業費（「障がい者の農を活かした就労支援事業補助金」、「しろい工業団地PR・地方創生活性化事業補助金」）の補正

国民健康保険特別会計事業勘定

1号補正（1億2,786万7千円の増）

• 提出日：平成27年11月24日上程
• 議決日：平成27年12月17日
• 主な内容：療養給付費及び高額医療費の補正

2号補正（8,322万3千円の増）

• 提出日：平成28年2月15日上程
• 議決日：平成28年3月22日
• 主な内容：決算見込みによる保険税の減（歳入）、人間ドック等助成金の増（歳出）

介護保険特別会計

1号補正（32万4千円の増）

• 提出日：平成27年6月11日上程
• 議決日：平成27年7月8日
• 主な内容：消費税引上げに伴う公費による介護保険料軽減に係る財源振替、制度改正伴うシステム改修に要する経費

2号補正（5,106万3千円の増）

• 提出日：平成27年9月1日上程
• 議決日：平成27年9月29日
• 主な内容：人事異動等に伴う人件費の減額、平成26年度事業費の確定に伴う国、県等の負担金等の返還に係る経費

3号補正（46万3千円の増）

• 提出日：平成27年11月24日上程
• 議決日：平成27年12月17日
• 主な内容：平成28年2月からの介護予防・日常生活支援総合事業開始にあたっての事業費の補正

4号補正（2億7,089万4千円の減）

• 提出日：平成28年2月15日上程
• 議決日：平成28年3月22日
• 主な内容：給与改定等に伴う人件費の補正、保険給付費の減

後期高齢者医療特別会計

1号補正（176万7千円の増）

• 提出日：平成28年2月15日上程
• 議決日：平成28年3月22日
• 主な内容：平成26年度決算額確定に伴う一般会計への繰出金、千葉県後期高齢者医療広域連合納付金

下水道事業特別会計

1号補正（26万1千円の減）

• 提出日：平成27年9月1日上程
• 議決日：平成27年9月29日
• 主な内容：人事異動等に伴う人件費の減額、上下水道審議会に要する経費

2号補正（6,166万7千円の増）

• 提出日：平成28年2月15日上程
• 議決日：平成28年3月22日
• 主な内容：給与改定等に伴う人件費の補正、各事業費の確定による補正、国の補正予算に伴う雨水管渠整備事業に係る工事委託料の増

学校給食共同調理場事業特別会計

1号補正（992万3千円の増）

• 提出日：平成27年9月1日上程
• 議決日：平成27年9月29日
• 主な内容：人事異動等に伴う人件費の増額、学校給食共同調理場運営委員会に要する経費、食器洗浄機制御装置更新に係る経費

2号補正（395万円の増）

• 提出日：平成27年11月24日上程
• 議決日：平成27年12月17日
• 内容：平成28年度児童・生徒数の増加に伴う食器の購入、修繕費の補正

3号補正（2万5千円の増）

• 提出日：平成28年2月15日上程
• 議決日：平成28年3月22日
• 内容：給与改定等に伴う人件費の補正、契約額確定に伴う賃借料の減

水道事業会計

1号補正（収益的収支及び支出90万7千円の減、資本的収支及び支出7万8千円の増）

• 提出日：平成27年9月1日上程
• 議決日：平成27年9月29日
• 主な内容：人事異動等に伴う人件費の減額、上下水道審議会に要する経費

2号補正（収益的収支及び支出760万9千円の増）

• 提出日：平成27年11月24日上程
• 議決日：平成27年12月17日
• 主な内容：夾雑物対応に係る仕切弁修繕工事に要する経費

3号補正 （収益的収支及び支出1,105万4千円の減、資本的収入及び支出1,777万6千円の減）

• 提出日：平成28年2月15日上程
• 議決日：平成28年3月22日
• 主な内容：給与改定等に伴う人件費の補正、各事業費の確定による補正

当初予算編成の透明性を図るため、当初予算の要求状況と査定状況の概要を、2回に分けて市ホームページと情報公開コーナー（市役所1階）において公表します。

担当課からの要求状況

平成27年度当初予算要求額は、平成26年度当初予算額より16億392万5千円増加し、195億9,837万6千円となりました。主な要因は、南山小・中学校の校舎耐震補強及び老朽化に伴う工事（23億5,061万1千円）、市役所庁舎整備事業（実施設計を行うため、1億2,817万9千円の増）、自立支援給付に要する経費（対象者の増加により、7,193万8千円の増）、特別養護老人ホーム施設整備費補助金（6,300万円）などがあります。

要求額は現時点での集計によるもので、今後変更する可能性があります。

財政課による査定状況 （平成27年1月6日現在）

各担当課とのヒアリングを通じて内容及び積算を確認した結果、平成27年度一般会計当初予算の財政課査定額は169億1,141万6千円となりました。
主な査定内容としては、南山小学校及び南山中学校の校舎耐震補強及び老朽化対策工事にかかる経費について、平成26年度の国の補助金を活用するため、平成26年度に前倒しして補正予算に計上することとし、減額査定（23億5,061万1千円）しました。そのほか、厳しい財政状況を踏まえ、緊急性、費用対効果、費用の平準化などを考慮して、陸上競技場トラックの改修工事（1億2,034万5千円）や市道新設改良工事費の一部（5,625万6千円）などの減額査定を実施したことにより、歳出全体で要求額に比べ26億8,696万円の減となっています。

市長による査定の概要（平成27年1月30日現在）

平成27年度一般会計当初予算案については、市長査定を経て、169億2,000万円となりました。
財政課の査定後、各担当課からの復活要求を経て、十余一地区消防センター設計業務等1,650万4千円について増額しました。

予算要求・査定の状況

平成27年1月30日現在の予算要求・査定の状況をお知らせします。

平成27年度の当初予算編成の基本的な考え方をまとめた「予算編成方針」を定めましたので、お知らせします。

平成27年度の市の財政見通し

歳入(収入)は、税制改正に伴い軽自動車税の増収は見込まれるものの、固定資産の評価替えに伴う固定資産税の減収がみこまれ、市税全体として前年度当初予算計上額を下回る見通しです。また、地方交付税などの減額が見込まれ、一般財源全体として大幅な減額となる厳しい状況にあります。
歳出(支出)は、白井中学校校舎大規模改造事業などの借入金の返済が終了するころから、公債費の減額は見込まれるものの、小・中学校校舎耐震大規模改修工事などが予定されていることから、現時点では、前年度当初予算額を上回る見通しです。

予算編成の基本方針

平成27年度は、第4次総合計画の最終年度となります。第4次総合計画・後期基本計画に基づく第2次実施計画事業を着実に推進することを基本とし、行政改革の徹底を図り、身の丈に合った健全な財政運営に改善していくため、創意工夫を持って取り組んでいきます。
一般財源の減収が見込まれる中で、重点施策に重点的に予算配分する一方、重点施策以外は抑制していかなければなりません。緊急性や市民ニーズがより高い事業に重点的に予算配分をするため、事業の優先順位付けを行い、選択と集中を徹底することで、効率的・効果的な予算編成を行います。

歳入の取組み

先進自治体の取組みや事例を参考に、歳入獲得手段について広く検討を行い、事業財源は、自ら捻出するという視点に立ち、柔軟な発想で歳入の拡大に努めます。
財源確保のために、市税をはじめ上下水道料金、保育料、給食費等については、徴収率のさらなる向上に向けて取り組みます。また、可能な限り滞納整理手法による徴収努力に努めます。
国・県補助金の積極的な活用に努めます。

歳出の取組み

事務事業の見直しは、一朝一夕には困難であることから、職員一人ひとりがコスト意識を強く持ち、市民ニーズの的確な把握を徹底し、日頃から事務事業を推進することが重要であり、各部課において、主体性・自主性を持って、次の事項に取り組みます。

• 自己査定の徹底
  課・部単位で内容を精査し、事業の優先順位付けを明確にし、事業をスクラップするなど、要求額に係る一般財源充当額が平成25年度当初予算の一般財源充当額を超えない範囲で調整するよう努めます。前年度と同様の事業であっても、事業量、費用を徹底的に見極め、積算根拠を明確にして要求します。
• 事業の見直しの徹底
  市民ニーズや事務事業評価・事業仕分け結果などを十分検証し、所期の目的を達成した事業や成果が上がっていない事業、コストに見合う成果が出ていない事業、社会的に必要性が低下した事業は、事業に係るコストと成果を一から検証し、廃止や縮小、凍結などの見直しをします。