中学生の食事
~成長期の食事~
中学生の時期は、心身ともに大きく成長します。この時期の食生活が、これからの健康に大きく影響していきます。健全な食生活は健康な心身を育むために欠かせないものです。望ましい食習慣や生活リズムを身につけましょう。
中学生の特徴
★中学生はどんな時期でしょう?
心と体が大人へと大きく変化していく中学生は、一生のうちでも多くの栄養素が必要な時期になります。1日3食、バランスよく食べて、必要な栄養素が不足しないようにしましょう。
★中学生の食生活ポイント!
勉強やゲームなどで夜更かしはしていませんか?生活リズムが崩れると、偏った栄養摂取や不規則な食事となりやすく、肥満や過度のやせの原因にもなります。成長期の今、規則正しい食生活を身につけましょう。
1日3食、バランスよく!
★バランスのよい食事のポイントは「主食」「主菜」「副菜」をそろえることから!
「主食」 ごはん、パン、めん類などをいい、炭水化物が多く含まれているため、
体を動かし、脳の働きを活発にするエネルギー源になります。
「主菜」 魚介や肉、大豆製品、卵料理などで、おもにたんぱく質が含まれます。
体を作る栄養素で、特に成長期に多く必要な栄養素です。
「副菜・汁物・果物・その他」
体の調子をととのえるミネラルやビタミンが主に含まれます。
★朝食はとても大切!
「朝食は食べていますか?」と聞くと「食べている」という回答も多いのですが、その内容はどうでしょうか。バランスのよい朝食をとることで、昼食まで集中力が続きます。勉強や運動をがんばるためにも、1日3食ともバランスのよい食事をしましょう。
偏食を克服しよう!
白井市民の「健康」に関するアンケート調査から、野菜、きのこ。魚介類が苦手な人が多い傾向にあることがわかりました。しかし、いろいろなものを食べる体験をすることで、将来何でも食べられることにもつながります。少しずつでも挑戦していきましょう!
<偏食を克服するためのポイント>
1. まずは一口食べてみよう!
2. みんなで一緒に食べてみよう!
3. 自分で買い物に行ったり、料理を作ったりしてみよう!
4. 旬のものを食べよう!
5. お腹をすかせてから食べよう!
間食選びのポイント♪
間食は勉強や運動で疲れた時に取ると、気持ちをリラックスさせることができます。
しかし、好きなものを好きなだけ食べていると、肥満や生活習慣病につながることがあります。
簡単すぐに食べられるファーストフードやジャンクフード加工品などは、高カロリー、高脂肪、塩分が多いものが多いため、摂りすぎると肥満や生活習慣病になるリスクが高まります。
→乳製品や果物、野菜など、ミネラルやビタミン類の栄養を補えるものがおすすめです。
★部活動などで運動している場合は、3食の食事では摂取できない栄養素をとるための補食と考え、自分に合った量の間食をとりましょう。
よく噛んで食べよう!
わたしたちの歯は、中学生頃までに乳歯から永久歯に生えかわります。将来にわたってこの永久歯を大切に使っていきましょう。よく噛むことで、だ液がたくさん分泌され、口の中の食べかすなどを落として、むし歯を予防する役割を果たします。すすんで噛みごたえのある食べ物を食べましょう。
中学生の食事 資料等
中学生の食事 A4資料版 (PDFファイル: 399.1KB)
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更新日:2022年09月27日