妙見菩薩立像の3Dデータから模型を作成しました
概要
妙見菩薩は中世に活躍した千葉氏が信仰したことで知られています。かつて神々廻地区には妙見神社があり、写真の妙見菩薩立像が祭られていました。
この妙見菩薩立像は高さ22.2cmの鋳造の銅像で、玄武の上に立ちます。写真では後補の剣と光背を外していますが、このようなタイプの妙見菩薩立像の中では最古例と考えられる、鎌倉時代(13世紀半ばから後半)のものです。
市内では千葉氏に関連する文献史料が残されておらず、市の中世の歴史を考える上で重要な文化財であることから、このたび妙見菩薩立像を3Dデータ化しました。容量の関係で縮小してありますが、ぜひご覧ください。
ファイルを開くと妙見菩薩立像を正面から見た3Dデータが開きます
様々な方向で見ることができます。
3DpdfはPCの場合、Acrobat Readerの環境設定で、3Dコンテンツの再生を有効にすると見られます。スマートフォンの場合は専用アプリのダウンロードが必要です。
3Dプリント模型を展示します
3Dデータを基に3Dプリンターで実物大の模型を作成しました。
模型は白井市郷土資料館で展示します。
その製作過程を動画にまとめましたので紹介します。
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更新日:2024年04月26日