東光院の木造観音菩薩立像(市指定文化財)
種別
有形文化財(彫刻)
所在地
名内
概要
本像は東光院の本尊として安置されているものです。割矧造で像高53.2センチを測ります。玉眼を嵌入し、全身を漆箔仕上げとします。頭をやや大きめに作り、腰以下の衣文表現などの特徴から15世紀頃の製作と見られます。本像は全体に良くまとまり、衣文表現も巧みで、市内に残る室町時代の尊像の中でも大型の佳作として白井市の歴史上重要なものです。
用語解説
割矧造(わりはぎづくり)
1本の木からそのまま仏像を製作しますと長い年月を経ると割れてしまうため、内側をくり抜くことが多いのですが、割矧造では一度仏像をある程度製作してから像を割り、内側をくり抜いてから再びはぎ合わせて作られたものです。
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更新日:2021年03月01日