活動報告-大学院生による企画の実施ー

 平成29年度(2017年度)の「白井市森のグラウンドワーク推進事業」の活動のテーマは、「森の入口の整備」。

 自然環境の創造活動を行う機会を市民等に提供していくとともに、より多くの市民に、神々廻市民の森を知っていただくため、このテーマを設定し、活動を行っています。

 本ページでは、活動の一環として、千葉大学大学院園芸学研究科の大学院生による企画の実施に関する情報を提供・発信していきます。

注:本ページは、「白井市森のグラウンドワーク推進事業」に関連するものです。

  事業については、下記のページからご覧ください。

「めざせ!神々廻の森マスター自由研究になる!?」を実施しました

 7月22日(土曜日)に、神々廻市民の森で、「めざせ!神々廻の森マスター自由研究になる!?」と題した企画を実施しました。

 この企画は、小学生に神々廻市民の森について認識を深め、森の魅力を感じてもらうことを目的に、実施したものです。

 企画の内容や広報チラシについては、大学院生が中心となって作り上げました。

 当日は天候に恵まれ、20名の小学生に参加いただきました。

 大学院生から、企画の説明や注意事項について、説明があった後、「フィールドビンゴと図鑑作り」、「森のおうち作り」、「どんぐりのパン作り」という3つの企画を実施しました。

 「フィールドビンゴと図鑑作り」の企画では、小学生が、大学院生の考案・作成によるフィールドビンゴと図鑑を利用し、植物や生物を探して、観察を楽しみました。

 小学生が、個々に森の中で発見した植物や生物を観察し、記録していくことで、自由研究につながるオリジナルの図鑑が完成しました!

 「森のおうち作り」の企画では、森の中にある枝を組み合わせて、トトロのお家作りを実施しました。

 まずは、小学生が協力し合って、森の中にある枝を運びました。

 次に、屋根となる布をかけました。

 そして、仕上げをし、トトロのお家の完成です!

 森の素材を使って、お家を作ることで、森の魅力に触れることができました!

 最後に、「どんぐりのパン作り」の企画を実施しました。

 大学院生からの説明後、早速、どんぐりを使った生地を使用し、パン作りを行い、試食を実施しました。

 小学生からは、「どんぐりでパンを作ることができるんだ」、「パンが美味しい」という声がたくさんあり、森の中にあるどんぐりを使って、簡単におやつを作ることができることを学ぶことができました!

 こうした3つの企画を体験した小学生には、大学院生から、「神々廻の森マスター」の称号が与えられました。

 企画終了後に小学生に回答をいただいたアンケートのなかで、「また神々廻市民の森に行きたい」という意見が多く聞かれる等、森の魅力に触れることができた企画となりました。

 なお、小学生に回答をいただいたアンケートについては、下のファイルからご覧ください。

大学院生による森の視察が行われました

 4月24日(月曜日)、6月5日(月曜日)の2回にわたり、千葉大学大学院園芸学研究科の岩崎准教授、三島准教授、TA(ティーチングアシスタント)、大学院生による神々廻市民の森の視察が実施されました。

 この視察は、千葉大学大学院園芸学研究科の「環境健康プロジェクト演習I」という演習の一環で実施されています。

 演習は、自然環境を活かしたセラピーや環境教育のプログラムの企画から実施までの一連の準備等を大学院生が中心となって進めていくもので、大学院の協力により、神々廻市民の森を舞台に実施することになりました。

 視察の際は、大学院生が各自テーマを設定し、森の中にある木や植物等を観察していました。

活動の様子

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