桜台地区の歩道における高線量箇所の確認について(H24年5月30日)

 平成24年5月30日、桜台2丁目十余一公園付近の歩道において高い放射線量を確認しました。
 内容及び対応等は下記のとおりです。

 

【場所】
白井市桜台2丁目 十余一公園付近の歩道 延長約160メートル

【放射線量(地上高50センチメートル)】
最大 0.88マイクロシーベルト/時(平成24年5月30日測定、局所的)

 

【経過・対応】

  • 平成24年5月30日(水曜日)午前、市民から歩道に放射線量の高い黒色の物質があるとの電話通報を受ける。
  • 同日午後、市で現地歩道の放射線量の測定を行い、上記最大値を確認したほか、参考として歩道脇の芝生(地上高1センチメートル)で測定したところ、3.03マイクロシーベルト/時を確認した。
  • この物質がどのようなものか、また、放射線量が下がるかどうかを確認するため、歩道脇からこの物質を採取(除去)して再測定したところ、放射線量は0.88マイクロシーベルト/時から0.79マイクロシーベルト/時(ともに地上高50センチメートル)に低減した。
  • 平成24年6月7日(木曜日)及び15日(金曜日)、歩道中央部と植栽帯際で詳細測定を実施。最大値は7日が0.27マイクロシーベルト/時、15日が0.28マイクロシーベルト/時(ともに地上高50センチメートル)。
  • 採取した物質の放射能濃度検査を行った結果、76,300ベクレル/キログラムの放射性セシウムが検出されたことから、この物質が一部の報道等が取り上げているものなのか、引き続き情報収集を行っていくこととする。
    (一部の報道等において、藍藻(らんそう)と呼ばれる、地表面に生育する黒色の微生物が高い放射能を持つ可能性が指摘されている。)
  • 平成24年6月18日(月曜日)、現地歩道に空間放射線量を掲示。
  • 平成24年6月25日(月曜日)及び27日(水曜日)、暫定的な措置として、放射線量が特に高い箇所の表土を除去。その後、雨水の流出入等の影響による放射線量の変動を監視。
  • 平成26年1月10日(金曜日)、表土の上下層の入れ替えによる除染作業を実施。除染後の放射線量が全点で0.23マイクロシーベルト/時未満に低下したことを確認の上、1月24日(金曜日)、現地の注意喚起看板を撤去。

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