桜台小中学校の校舎屋上清掃による放射線量が基準値を超える土砂の確認について

白井市桜台中学校では、大雨等において校舎屋上の一部で雨水の排水機能の低下や滞留等が生じていたことから、屋上の清掃と除去された土砂等を敷地外に搬出する業務を委託し、廃棄物処理業者による処分を行うこととしておりました。

作業の実施にあたり、これまでの放射性物質等の影響が予測されたため、作業前日の平成29(2017)年2月27日に市職員が放射線量の測定を行ったところ、測定した10か所すべてにおいて、基準値の高さ5センチで毎時0.23マイクロシーベルトを下回る、最高値が毎時0.226マイクロシーベルトであることを確認できたため、翌28日に清掃作業を実施しました。

清掃作業後、搬出のため土嚢袋に詰めた土砂等を一か所に集め産業廃棄物業者に引き渡すために、放射線量を測定したところ基準値を上回る数値となる毎時1.012マイクロシーベルトを確認しました。(数量:約300キログラム)

このことから、敷地外搬出ができないと判断し、これまでの除染土同様に敷地内おいて埋設保管することとしました。

埋設保管の作業については、生徒等への影響がないよう、春休み期間中に行うこととしました。また、作業期日までの保管は、現在集積している屋上に小分けし、専用のフレコンバックで行っております。

なお、保管場所に近い廊下や教室内については、同日放射線量を測定し基準値以下であることを確認しております。

この件を受け、3月1日に関係課で協議し、全小中学校及び保育園の屋上の状況について、確認することを決定するとともに、桜台中学校と校舎が一体となっている桜台小学校の屋上についても速やかに清掃を行うこととし、各小中学校の状況確認と測定について、3月6日から10日にかけて実施しており、その結果はすべて基準値未満若しくは土砂等の堆積がなかったことが確認されました。

桜台小学校の屋上清掃については、9日から13日にかけて行い、作業前に測定した数値は基準値を下回る、高さ5センチメートルの測定において最高値が毎時0.221マイクロシーベルトと確認しておりましたが、作業後に集積し測定したところ基準値を上回る毎時1.046マイクロシーベルトを確認しました。そのため土砂等の保管および埋設保管は桜台中学校同様の措置とすることとなりました。(数量:約500キログラム)

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