令和7年11月

図書室の入り口にある掲示板のデザインが変わりました。また、先日、来校したグエン・ドクさんが来校した際に白井中学校に素敵な扇子をプレゼントしてくれました。扇子のデザインが手書きで、平和の象徴「鳩」が描かれていました。大事に展示したいと思います。1・2年生は、本日と明日の2日間、後期中間テストとなります。今まで学習してきた成果を発揮してほしいと思います。

25日（火曜日）にベトナム社会主義国から平和教育講演会のためにグエン・ドクさんが来校しました。朝から小雨のぱらつく中でしたが、半袖姿に笑顔を沢山振りまきながら元気に来校していただきました。同行者として、「ベトちゃん フジとサクラにささぐ愛」映画制作のプロデューサー、通訳の方も来校しました。また、報道関係からは4社ほどの囲み取材を受け、その後、講演会となりました。外部の方としては、学校公開日と重ねたため保護者の方々や学校運営協議会員、報道関係機関等、多数の来校により盛況な講演会となりました。生徒手作りのベトナム・日本の友好として小旗を作り、温かく迎えることができました。講演会では、ベトナム戦争による枯葉剤被害の話や結合双生児として産まれ、亡くなってしまいましたが兄のベトさん対する深い愛情についてや、平和教育活動を推進しているNPO団体の活動、更には、日本から支援を頂いた恩返しとして、双子兄妹の名前を「フジ」と「さくら」さんとした話等、貴重なお話の内容でした。さらに、平和は「対話」を持って図られていくことである事や真の平和について、とても広い視点と深い考えを持っていることに感銘を受けました。生徒からの質問も丁寧に答えていただきました。また、分離手術後にリハビリのために習ったサッカーを生徒と共に実演してくれました。片足と松葉杖で器用にボールをコントロールしパスを出すなど、参加者からは大きな拍手が送られました。午後から次の予定のために学校を離れる時に、廊下から小旗を振って出発を見送ってくれた生徒にドクさんは、「とても素敵な生徒のいる学校ですね」とお話をしてくれました。この機会を通して、平和のあり方や必要について、これからの人生に役立てほしいと願います。

全校道徳として、来校していただくグエン・ドクさんに関する内容を取り上げ、文化の尊重や国を愛する態度、社会への参画という価値項目に触れて考えを深めました。その後、教室に戻って授業の感想や25日（火曜日）にドクさんへの質問を考えたり、日本とベトナムの友好を願いミニ国旗を作成しました。多くの方に参観していただき、平和への願いが伝わることを期待します。

2日間の職場体験学習が終了しました。大きなトラブルもなかったのが成果ですが、生徒達は「働くことが楽しかった」「将来は、アルバイトでも行ってみたい」「良い経験ができた」等、とても有意義な行事となりました。特に、小学校や保育園等の教育機関への経験は、幼い子供達とのふれあい経験がとても良かったようです。また、商業施設での経験は、接客対応やお金を扱う大変さを学んだようでした。

18日（火曜日）・19日（水曜日）の2日間、2学年生徒は、市内12カ所の事業に分かれ、職場体験学習を実施しています。働くことの大変さを感じた感想もありましたが、笑顔も見られ楽しんでいる様子もあったようです。白井市給食センターでの体験は、生徒がセンター職員の方と協力して給食を作り、その給食が市内の児童・生徒に配膳されました。大きな釜で熱さとの戦いでもあったようですが頑張っていました。写真にあるようになかなか経験できない仕事もあるので、このことが将来の自分像に繋がることを期待します。

来週25日（火曜日）に平和教育講演会講師として、グエン・ドクさんが来校します。知っている方もいるかもしれませんが、結合双生児として産まれ、ベトナム戦争時に枯れ葉剤の影響ではないかと、4歳の時に日本のマスコミに紹介され、その後分離手術を受けました。校長先生のお知り合いから平和教育の実践を依頼され、ピンポイントで白井中学校にて講演会を開催いたします。また、生徒会では、SDG'sの取り組みを推進することから、ドクさんの平和活動支援のために募金活動を本日から行いました。

白井市教育委員会より学校支援アドバイザーを招聘し、保健体育科の授業を参観後、よりよい指導方法についてご助言をいただきました。ご参観いただいたのは、「武道『柔道』」と「球技「バレーボール」」の授業です。
生徒の様子や授業の内容から、「一緒に学ぶ仲間がいることに感謝する」という思いが伝わってきました。
授業後、「運動するのって楽しいよね。」と話しながら自分の教室に戻る生徒の姿がありました。

授業など学校生活の様子や敷地内の植物からも秋の深まりを感じます。感染症拡大防止対策も必要に応じて行っております。

講師をお招きして「働く」とはどういうことかを学習しました。
1年生は、進路学習の一環として進学だけではなく、卒業の先に「働く」があり、その意味を具体的に捉えました。2年生は、職場体験を直前に控え、改めて「働く」ことについて考え、実践に繋げる準備をしました。
1年生も、2年生も、今後も、このプログラムを続けて学んでいきます。

3年生は後期中間テスト2日目の受験でした。朝の登校時では、「最後なので頑張ります」と気合いの入った声を発してくれました。真剣に受験する姿は、入試を思わせる様子でした。2学年は、理科の実験や美術の作品作りに取り組んでいました。

11月に入りました。昇降口外掲示板には11月らしい秋をテーマにした掲示物が創作部生徒によって制作され、掲示されていました。また、3年生担任の先生が季節に合わせて「暖簾」を換えていただき、季節を感じるように展示しています。3年生は、後期中間テストを受験していました。徐々にではありますが、中学校卒業後の進路決定を進めていかなくてはなりません。体調管理に努めて頑張ってほしいと思います。

合唱コンクール2として、写真を掲載致します。本当に素晴らしい合唱コンクールでした。どのクラスも練習してきた成果を十分に発表することができました。賞も大切ですが、何事にも代えがたい合唱活動を通して学んだ多くのことが宝物となったはずです。合唱活動の灯を絶やさず、これからも一人一人の素晴らしい歌声を伸ばしてほしいと思います。また、保護者の皆様方におかれましては、早朝よりご参観いただきまして、誠にありがとうございました。