毛のないタヌキにご注意ください。
市内にて毛の抜けたタヌキの目撃情報が寄せられました。
毛の抜けたタヌキは疥癬症(かいせんしょう)に感染しており、数週間程で衰弱し、死んでしまう場合が多いですが、周りにえさがあると延命し、住宅地等を徘徊します。疥癬症のタヌキは免疫力が落ち、さまざまな病原体に感染しているおそれもあります。
また、犬、猫等のペットも疥癬症に感染しているタヌキとの接触によって感染する恐れがありますので、十分注意してください。
(ペットのエサが放置されていると、タヌキが寄り付きやすくなりますので速やかに片づけましょう。)
疥癬症(かいせんしょう)とは
・ヒゼンダニという動物の皮ふに住み着く小さなダニによって皮ふ病が起こる病気です。
・疥癬症に感染したタヌキは毛が抜け落ち、象のような皮ふになり、衰弱して死亡します。
・感染した動物との接触や感染した動物と行動圏が重なることで病気に感染します。
・ヒゼンダニによる皮ふ病は人のほか、犬・猫などにも感染する場合があります。
疥癬症のタヌキを目撃したら
・エサを与えないでください。タヌキが延命し、他の動物に感染が広がることになります。また、タヌキに限らず、野生生物に餌付けをしたり、安易に接触することは控えてください。
・市ではタヌキの駆除や保護は行っていません。
※市内で発見された疥癬症のタヌキ

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更新日:2024年04月15日