滝田家住宅(国指定重要文化財)
市内唯一の国指定重要文化財です
種別
有形文化財(建造物)
所在地
平塚
概要
桁行9間(17.3メートル)、梁間5間(10.4メートル)の規模を有し、寄棟(よせむね)造、茅葺屋根が特徴的な古民家です。
床上は「ざしき」・「かって」・「なんど」・「げんかん」・「なかのま」・「おく」と明治時代になってから増築された「新座敷」で構成されています。また、軒廻りには出桁(だしげた)をまわして「せがい造」としていますが、これは18世紀後半に式台玄関(しきだいげんかん)を付けた際に改造されたものとみられます。建物が建築された年代を示す資料は発見されていませんが、建築手法や各種資料から見て17世紀中頃から後半に建てられたと推定されています。
滝田家は江戸時代以来、平塚地区の船戸に居住を続ける旧家で、滝田家住宅はこの地に建てられてから300年以上の年月が経過しています。現在、千葉県内に所在する国指定重要文化財の古民家で居住を続けているのは、ここ滝田家のみです。
見学を希望する場合は、事前に生涯学習課文化班047(492)1123までご連絡ください。
(外観のみ見学可能です。)
この記事に関するお問い合わせ先
教育委員会 生涯学習課 文化班
〒270-1492 千葉県白井市復1123番地
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更新日:2021年03月01日