白井駅周辺地区の土地活用に関するマーケットサウンディング（第2回）の実施について

白井市では、第5次総合計画において将来都市構造を示しており、これを計画的に実現するため、都市マスタープランの土地利用方針において土地利用のゾーニングを行っています。
また、産業分野の基幹計画である産業振興ビジョンに基づき策定した企業誘致基本方針では、誘致すべき産業や候補地、誘致の進め方を示し、戦略的で透明性のある企業誘致を実施することで、地域経済の活性化、雇用機会の創出、財政基盤の強化を図ることとしています。
今回の調査対象地である「白井駅周辺地区」（以下「本地区」という。）は、第5次総合計画における将来都市構造では「中心都市拠点」、都市マスタープランの土地利用方針では「商業業務地区」として位置づけ、白井市全体の中心となるように、コンパクトで賑わいのある拠点づくりを進めています。
また、第5次総合計画後期実施計画では、地域特性に応じた駅周辺のビジョンを検討・実現し、駅周辺地域のにぎわいの創出と活性化を図るため、「駅周辺地域活性化事業」が重点戦略事業化されています 。
本地区は、千葉ニュータウン事業により首都圏のベッドタウンとして整備され、商店街やスーパーマーケットなどの商業施設等があります。しかしながら 、まちびらきから40年以上が経過し、施設の老朽化や近隣に大型商業施設が立地したことなどにより、様々な課題が生じています。
そのため、本地区の将来像について話し合うことを目的に、白井市まちづくり条例に基づき地権者で構成される「白井駅周辺地区まちづくり協議会（以下、「協議会」という。）」が令和3年度に設立されました。
令和6年度には、当協議会の範囲（約 12,000 平方メートル）で第1回サウンディング型市場調査を実施し、その結果、中心都市拠点である白井駅において、都市機能 を集約し、事業範囲を拡大することは、合意形成に時間がかかるものの、事業者からの提案自由度が上がることを把握しました。
それを踏まえ、令和6年度の行政経営戦略会議で、「白井駅周辺地区において市有地や行政機能を包含し、整備の検討を行うことの可否」について付議し、その結果、 白井駅南口における整備検討範囲の拡大（約51 ,000平方メートル）を決定しました。
また、駅周辺に必要な都市機能や行政機能等について、庁内横断的に検討するため、令和7年4月に「駅周辺ビジョン検討プロジェクトチーム」を組成しました。
今回のマーケットサウンディングは、本地区の市場性を改めて確認しつつ、今後予定している事業者（事業検討パートナー）募集に向けたアイデアの収集や、民間事業者がより 参入しやすい公募条件について整理することを目的とし、 土地利用 に関する柔軟な発想や幅広い提案、助言等を求めるものです。

対象となる土地の概要、手続き方法、留意事項等に関しましては、「白井駅周辺地区の土地活用に関するマーケットサウンディング実施要領（第2回）」をご確認ください。