農薬の使用について

市民の皆様へ

 農業は、新鮮で安全な食べ物を消費者に供給することが大きな役割です。
 農家は、病気や害虫の被害を防ぐことにより、農作物の安定的な生産を目的として、必要な範囲で農薬を使用します。
 農家の方も住宅に近隣している農地では、農薬散布時に旗を掲げる、通学時間をさける、早朝に散布するなど、注意を払っておりますが、天候などの関係で予定どおりにいかない場合もありますので、ご理解をお願いいたします。

農薬について

 農薬は、「農薬取締法」に基づき国の登録を受けなければなりません。
 食べ物の生産などに使われ、屋外での使用となることから、様々な安全性評価試験や環境への影響試験が行われ、安全性が確認された農薬のみが現在使用されています。
 農薬は以下の見地から詳細な安全性評価が行われます。
  (1)農薬の使用者に対する安全性
  (2)農産物に対する安全性
  (3)消費者に対する安全性
  (4)環境に対する安全性

農家の皆様へ

 農家の皆様に、農薬の安全な使用と住宅地周辺の農地における病害虫防除についてのお願いです。

なるべく農薬の使用を減らす工夫
・病害虫に強い作物や品種を栽培しましょう。
・病害虫の発生しにくい土づくりや施肥をしましょう。
・人手による害虫の駆除、防虫網の設置、機械での除草にこころがけましょう。
・日ごろから農地を見回り、病害虫の早期発見に努めましょう。
・病害虫の発生や被害を確認せずに、毎年この時期に散布しているからといっ
 た、定期的散布はやめましょう。

農薬を使用する場合
・農薬取締法に基づいて登録された、作物に適用のある農薬を、ラベルに記載さ
 れた使用方法及び使用上の注意を守って使用しましょう。
・粒剤、微粒剤等の飛散が少ない形状の農薬を使用するか、液体の農薬を散布す
 る場合は飛散低減ノズルの使用に努めましょう。
・農薬散布をする際は、無風または風が弱いときに行うなど、周りに影響が少な
 い天候や時間帯を選び、風向き、ノズルの向き等に注意しましょう。
・農薬散布をする際は、事前に周辺住民にわかるよう、散布日時、使用農薬の種
 類などを記した掲示板を設置しましょう。
・近隣に学校、通学路がある場合には、子どもが農薬を浴びることが無いよう十
 分に注意しましょう。
 

この記事に関するお問い合わせ先

市民環境経済部 産業振興課 農政係
〒270-1492 千葉県白井市復1123番地
電話番号:047-401-4631
ファックス:047-491-3554
お問い合わせはこちらから