平成28年度 事務事業評価結果の公表(対象:平成27年度事業)

事務事業評価について

事務事業評価は、施策の目的を達成するため、市が行う事務や事業について、個別の評価シートにより目的、対象、手段、成果などを明確にし、そのうえで評価指標などから自己評価を行うことにより、以降の改善・見直しを進めるものです。

予算編成に活用するとともに、職員自らが評価することにより、あらためてその事業を見つめ直すなど、職員の意識改革につなげます。

 

評価方法について

評価方法は、担当課による自己評価(1次評価)に加え、庁内で組織する評価委員会による評価(2次評価)を行っています。

また、評価結果を翌年度予算編成に活用できるよう、事後評価シートの構成を見直し、また、事務事業実施後の評価(事後評価)だけでなく、翌年度に予定する新規事業についての事前評価を実施しています。

なお、新規事業の事前評価については、今年度は白井市第5次総合計画の初年度であるため、実施していません。

平成27年度事業の総合評価結果について

今年度は、平成27年度事業(219事業)についての実施後の評価(事後評価)を行いました。

  • 【事後評価】第4次総合計画・後期基本計画・第2次実施計画 平成27年度事業(219事業)
  • 【事前評価】無し

 

平成27年度事業の主な評価や進捗状況について
事業名・課名 主な計画・目標 実績 評価結果と判断理由 今後の方向性及び改革・改善方針など

小学校施設改修等事業(教育総務課)

児童が学習しやすい安全な教育環境を確保するため、学校施設の耐震補強や施設の老朽化に対応するため校舎及び体育館の改修工事を行い、また、教室不足を解消し、校舎の増築を行っていく。

(1)
改修工事数1校(校舎)

(1)
1校(校舎)

【良好】

南山小学校校舎耐震工事・改修工事及び工事管理委託を実施した。対象となる学校施設改修等の早期完成に向け、計画的に行っている。

【現状のまま継続】

未改修の校舎、体育館について、白井市公共施設等総合管理計画を踏まえ検討していく。

介護予防事業(高齢者福祉課)

市民が介護予防の必要性を理解し、主体的に介護予防を取り組めるようにするため、地域における高齢者の集い、各種教室、介護予防月間イベントなどさまざまな機会で周知啓発を行っていく。

(1)
介護予防事業の実施回数

220回

(2)
介護予防事業の実施者数

3,400人

(1)
226回

 

(2)
4,877人

【良好】

介護予防事業実施回数、実施者数が目標を上回り、市民の介護予防知識の習得や家庭での実践に寄与している。市の介護認定率は、近隣市等に比べ低い状況である。

【手段改善・効率化】

市民の主体的な介護予防活動を促すため、介護予防推進員を育成し、協働で周知活動を行う。

 

消防団体制強化事業(市民安全化)

消防団員の高齢化などによる消防力の低下を防止するため、消防団員の確保を行うとともに、消防団車両・資器材の整備・更新を行う。

(1)
消防団入団数17人

 

(2)
消防団退団数17人

(1)
17人

 

(2)
20人

【やや不良】

広報・ホームページ等への募集記事掲載、ポスター・チラシの配布等の広報活動を行っているが、退団数が入団数を上回った。

【現状のまま継続】

消防団員確保のための広報を引き続き実施するとともに、機能別消防団の導入も検討する。

地域活性化推進事業(市民活動支援課)

地域コミュニティの活性化と市民自治を推進するため、小学校区単位で自治会、地区社会福祉協議会、民生委員、PTAなど地域で活動する主体で構成する「まちづくり組織」の設立に向けた取り組みとまちづくり組織への支援制度についての検討を行う。

(1)
意見交換会延べ出席者数

310人

(1)
90人(タウンミーティングとの合計239人)

【概ね良好とする】

意見交換会の出席者は目標を下回ったが、秘書広報課との共催により9小学校区でタウンミーティングを実施した。各地区において、地域で活動する団体が協力して自主防災訓練を実施するなど、地域コミュニティの活性化が促進されつつある。

【現状のまま継続】

小学校区単位を基本としたまちづくり協議会の設立を促進する。第二小学校区のまちづくり協議会の設立に向け公民センターを拠点とした事業を展開する。

配水施設整備事業(上下水道化)

安全な水の安定供給と水道の普及を促進するため、配水施設の整備などを進める。

(1)
配水管整備延長10m

 

(2)
水道普及率
80.5%

(1)
13.6m

 

(2)
81.7%

【良好】

給水要望のあった地域に配水管を布設し、安全な水道水を安定供給することができた。また、水道普及率は目標に達した。

【拡充・重点化】

配水管の布設及び白井配水場の建設を行う。

白井市PR事業(企画政策課)

白井市を知ってもらうため、市のキャラクターである「なし坊」や特産品である梨などを用いたPR活動、ふるさと納税の実施、市名になぞらえて「白」をテーマとしたホワイトフェスティバルの開催など、

(1)
「なし坊」「かおり」を活用したPRイベント参加件数

 

(2)
なし坊マーク使用許可書発行数

(1)
80件

 

(2)
41件

【良好】

市内外のイベントでPR活動を実施するとともに、ふるさと納税の返礼品発送を開始し、市外からの寄付が増加するなど、地場産品や市の認知度向上につながった。

また、ホワイトフェスティバルの開催や、今後の市のPRの方向性を定めるシティプロモーションの基本方針策定に向けた基礎調査を実施した。

【現状のまま継続】

引き続き、市内外のイベントでのPR活動、ふるさと納税、ホワイトフェスティバルの開催などにより市を広くPRする。また、白井市シティプロモーション基本方針を策定し、市内外へのプロモーション活動を展開する。

 

関連書類

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