景観について

市の景観特性について

白井市は、千葉県の北西部に位置しており、市域は、下総台地の一部をなす台地部と台地部の浸食により形成された谷津田、金山落や神崎川、二重川沿いに広がる低地部で構成されています。

古くは江戸時代から海産物交易において重要な役割を担い、今でも旧道沿いに往時を偲ばせる風情が感じられるとともに、江戸幕府の重要な馬牧地帯として栄えたことから、牧の境界に築かれた野馬除土手が残るなど、先人が残した歴史・文化的な資源が継承されています。

また、明治時代からは梨の生産が始まり、温暖な気候と地質に恵まれて、千葉県屈指の生産地として発展し、梨畑をはじめ、低地部に広がる水田や水辺などにより緑豊かな田園風景が形成されています。

さらに、昭和40年代に始まった千葉ニュータウン事業により、住宅地、公共施設や店舗、緑豊かな公園や遊歩道などが整備され、現在の北総線の開通を契機として、人口が飛躍的に増加するなど急速に発展しました。

千葉ニュータウン事業により計画的に整備された市街地は、豊かな緑に包まれてゆとりある良好な都市景観を形成しており、市の景観特性の一つとなっています。

景観行政団体へ移行しました

市ではこれらの良好な景観を守り、育て、創り、次世代に継承していくとともに、市民のシビックプライドを育み、成熟した都市として更なる発展を図るため、市の景観特性や課題に対応したきめ細やかな景観施策に励んでいきたいと考え、景観法第98条第2項の規定による景観行政事務の処理を行うことについて、千葉県と協議し、令和4年4月1日をもって「景観行政団体」へ移行しました。

今後は良好な景観を次世代に伝えていくため、市民の皆さんとともに白井市らしい景観まちづくりを進めていきます。

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