配水場関連情報
白井配水場建設工事起工式が行われました
市では、11月4日に白井市根10番6外の白井配水場建設現場で「白井配水場建設工事起工式」を行い、市議会議員、関係団体の代表者、工事関係者など約40人が出席し、安全を祈願しました。
式では、伊澤市長から、「市営水道事業は、印旛郡市広域市町村圏事務組合より直結受水により今まで給水してきました。近年の人口増加により配水圧が低下するなど直結給水にも限界があり、配水場の建設は、水道水の安定供給、災害時における飲料水の確保など、市民の安全安心が向上します。」とのあいさつがありました。
配水場建設工事に着手しました
配水場建設工事については、平成28年8月31日に株式会社 安部日鋼工業 千葉営業所と契約を締結しました。
工事中は、工事車両の通行等で何かとご迷惑をおかけすることと存じますが、ご協力頂けますようよろしくお願いいたします。
1 工事名称 白井配水場建設工事
2 工事箇所 白井市根10番6外
3 契約工期 平成28年9月1日(木曜日)から平成31年3月25日(月曜日)まで
4 契約金額 1,533,600,000円(税込み)
5 施工業者 株式会社 安部日鋼工業 千葉営業所
市営水道事業の安定給水を行うため配水場建設に取り組んでいます
1.事業の経緯
昭和59年3月に印旛郡市広域市町村圏事務組合(以下、印広水)からの浄水を水源として配水場より給水区域へ配水する事業認可を取得しましたが、昭和62年9月の給水開始から現在に至るまで市営水道事業の給水は、印広水から暫定受水(県営水道送水管より分岐した印広水送水管から直接受水)により行っています。暫定受水の場合、配水管の水圧を調整することができないため、現在、冨士及び富塚地区の末端水圧の測定箇所では、法定水圧値(0.15メガパスカル)付近に低下しています。今後、給水区域の拡大や区域内の宅地開発等による給水人口の増加により水圧低下地区がさらに増加することが懸念され、水の安定給水が困難となる恐れがあります。
この現状から、市営水道事業の将来にわたる安定給水を実現させるため、平成22年度水道施設建設計画により国庫補助金を活用し、平成30年度に配水場を稼働することとし、平成26年度に配水場基本設計書を策定したので、その概要についてお知らせします。
配水場建設の整備スケジュールは下表のとおりです。
年度 | 概要 |
---|---|
平成26年度 |
配水場基本設計 |
平成27年度 |
配水場及び配水管の実施設計 |
平成28年度から平成30年度 |
配水場建設工事(土木、建築、電気、機械設備工事) 配水管布設工事 |
平成30年度 |
印広水からの送水管接続工事 配水場の稼働準備(配水池、配水管の洗浄、試運転)、稼働 |
2.配水場建設の目的・効果
配水場の稼動により給水量の時間や日変動、水圧調整に対応ができ、現状の暫定受水による水圧不足の解消、受水量の平準化による受水費用(基本料金)の節減と水質や施設事故などの非常時対応が可能となり安定給水が図れます。
また、配水場の配水池は3,100立方メートルで、震災時等の非常時における飲料水の確保ができます。
3.配水場の概要
1)建設場所:白井市根10番6外(市有地7,000.40平方メートル)
2)配水池
(1)容量:3,100立方メートル(水質・施設事故、災害時応急給水などを考慮して、給水区域の計画1日最大給水量の12時間分、2,900立方メートルに消火用水200立方メートルを加算)
(2)構造形式:地上式円形のプレストレスト・コンクリート造り
3)管理棟
(1)構造形式:2階建鉄筋コンクリート造り、延床面積931平方メートル(設備機器、維持管理などに必要な最小スペース)
(2)所要室及び設備
1階:配水ポンプ室(ポンプ5台設置)、次亜塩素注入機室、水質計器室、自家用発電機室(停電などの緊急用としてディーゼル機関24時間連続運転機を1台設置)など
2階:電気室、監視室、便所など
(3)管理方式:常時無人の遠方監視方式(ブロードバンド回線により常時監視)

地図情報
この記事に関するお問い合わせ先
都市建設部 上下水道課 工務係
〒270-1492 千葉県白井市復1123番地
電話番号:047-401-5379、047-401-5394
ファックス:047-492-3070
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