公共交通がピンチです!みんなで交通資源を守りましょう

国は、日常生活と新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策を両立していくため、いわゆる「新しい生活様式」の実践を呼び掛けています。

この「新しい生活様式」により、私たちの生活はこの数年で大きく変わり、テレワークやオンライン授業の導入など、コロナ禍の逆境をバネとして生活環境が進歩した一方で、市民の日常生活に身近なバスやタクシーなどの公共交通の利用者は大幅に減少しており、将来、公共交通の維持が難しくなる可能性があります。

新型コロナウイルスの影響

公共交通の利用者数は、コロナ禍前と比較し、大きく減少しています。

交通機関 前年同期減少率
路線バス 27.4%減
タクシー 43.2%減

関東管内のR2.3~R3.2における前年同期(H31.3~R2.2)との輸送人員の比較

[関東運輸局資料より]

このまま利用者数が回復しなければ、運行便数の減少や路線が廃止されたり、市内から交通事業者が撤退してしまう恐れがあります。公共交通がなくなると、影響を受けるのは普段利用している人だけではありません。今は自分で自動車を運転している人も、雪の影響や急な病気やけがなどで運転できなくなったり、将来高齢になり免許を返納したときは、公共交通が必要になります。

参考ページ

持続可能な公共交通を維持していくために

バス・タクシーなどの公共交通は「あって当たり前」と思われがちですが、実はそうではありません。私たち市民が利用することで初めて成立するものです。

将来にわたって持続可能な公共交通を維持していくためには、地域全体で利用し、支えていくことが大変重要です。

例えば自家用車での移動の10回のうち、1回でもバスやタクシーを利用してみることで、持続可能な公共交通の維持につながり、また駅やバス停などに歩くことで健康の増進にもつながります。

公共交通では車内の消毒や乗務員のマスク着用など、感染拡大防止に取り組んでいます。私たちも、マスク着用などの感染予防対策を講じたうえで、自分の生活に公共交通を取り入れてみませんか。

公共交通は3つを守れば感染リスクはほとんどありません

一般社団法人日本モビリティ・マネジメント会議より

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