加齢性難聴に気づくために
最近「聞き返し」や「聞き間違い」が増えていませんか?
「聞き返し」や「聞き間違い」が増えたな、と思うことはありませんか。
聞こえの衰えは、40歳代から始まり、60歳代になると聞こえが悪くなったと自覚する人が急に増え、75歳以上では約半数の人が、難聴がみられるというデータがあります。
難聴は、自分や周囲の人が聞こえにくさに早く気づき、受診することが大切です。
ご家族や身近な人で、聞こえのチェックにあてはまる人がいた場合、まずは耳鼻科受診を勧めてください。
加齢性難聴とは
特別な原因がなく、年齢とともに聴力が低下するものを「加齢性難聴」といいます。
加齢性難聴の原因
加齢性難聴は、耳の奥の内耳(ないじ)にある、音を感知する細胞が年齢に伴い徐々に壊れて減少することが主な原因です。
加齢性難聴に気づくには
聴力の低下は、時間をかけて徐々に進むため、初期は自覚しにくいことがあります。
一般的に、高い音を聞き取る部分から壊れ始め、音を感知する細胞は、一度壊れると再生はされないと言われているため、できるだけ損傷を進行させる要因を避けるようにしましょう。
また、自分や身の回りの人の「聞こえのチェック」をして、早い段階で耳鼻科を受診しましょう。
【聞こえのチェック】
加齢性難聴リーフレット(聞こえのチェック) (PDFファイル: 328.3KB)
予防のために
加齢以外に、血流の悪化や大きな音を長時間聞き続けることも細胞の損傷を進行させます。
難聴のリスクを減らすため、生活習慣の改善が大切です。
1 大音量でテレビを見たり、音楽を聴いたりしない。
2 騒音など、大きな音が常時出ている場所を避ける。
3 静かな場所で、耳を休ませる時間をつくる。
4 適度な運動を心がける。
5 高血圧、糖尿病、脂質異常症など生活習慣病の予防や治療によるコントロールで、動脈硬化を防ぐ。
外部リンク
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更新日:2024年08月30日