インフルエンザ注意報が発令されました。
2023年第37週(令和5年9月11日から9月17日)の感染症発生動向調査で、千葉県のインフルエンザの定点あたり患者報告数が14.54となり、前週の8.57人を上回り」注意報レベルとなりました。印旛保健所管内でも15.92と、国が定める注意報の基準を上回りました。
感染対策として、マスクや手洗い、咳エチケットを心がけましょう。
インフルエンザは、突然の高熱、頭痛、関節痛など、普通の風邪に比べて全身症状が強く、気管支炎や肺炎などを合併し重症化することがあるため、体力のない高齢者や乳幼児などは、特に注意が必要です。
下の感染対策の励行をお願いいたします。
かからない!うつさない!インフルエンザ予防
インフルエンザを予防するには、手洗い、うがいをしっかりすることが大切です。マスクは咳やくしゃみのしぶき、それに含まれるウィルスが飛び散ることを防ぐ効果が高いとされています。流行期には、人混みの多い場所に行かないことも予防となります。

咳エチケットを心がけましょう。
- 咳やくしゃみの出ている人はマスクを着用する
- 咳やくしゃみの際はティッシュ等で口と鼻を被い、他人から口をそむけて、 出来る限り1から2メートル以上離れる
- 鼻水などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨てる
- 咳やくしゃみを手で押さえたり、鼻をかんだりした後はすぐに手を洗う
もし、かかってしまったら…医療機関の受診について
発熱などインフルエンザを疑う症状のある方が受診する時は、マスクを着用するなど感染の拡大防止に努めてください。
持病のある人など、感染することで重症化するリスクのある人は、なるべく早めに医師に相談しましょう。
また、もともと健康な人でも、以下のような症状を認めるときは、すぐ医療機関を受診しましょう。
小児の場合
- 呼吸が速い、息苦しそうにしている
- 顔色が悪い(土気色、青白いなど)
- 嘔吐や下痢が続いている
- 落ち着きがない、遊ばない
- 反応が鈍い、呼びかけに答えない、意味不明の言動がみられる
- 症状が長引いて悪化してきた
成人の場合
- 呼吸困難または息切れがある
- 胸の痛みが続いている
- 嘔吐や下痢が続いている
- 3日以上、発熱が続いている
- 症状が長引いて悪化してきた
呼吸が苦しい、意識がもうろうとしているなど症状が重い場合は、なるべく早く入院施設のある医療機関を受診しましょう。必要なら救急車(119)を呼び、必ずインフルエンザの症状があることを伝えましょう。
インフルエンザの疑いがある家族が自宅で治療する場合
なるべく感染が広がらないように以下の事を心がけましょう。
患者さんは…
なるべく家族とは別の個室で静養し、マスクの着用、水分補給と十分な睡眠を心がけましょう。処方された薬は指示どおり、最後まで飲みましょう。
家族は…
患者と接する時はマスクを着用し、患者と接した後は必ず石けんによる手洗いをしましょう。
インフルエンザの熱が下がっても・・・
インフルエンザの熱が下がっても、感染力は残っていて、あなたが他の人に感染させる可能性があります。少なくとも、熱がさがってから2日目まで(乳幼児は3日まで)は外出しないように心がけましょう。
できれば、発熱や咳、のどの痛みなどの症状がはじまった翌日から7日目までの外出を控えてください。
相談窓口
厚生労働省 感染症・予防接種相談窓口
電話番号 0120-331-453
相談時間 午前9時から午後5時(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)
この記事に関するお問い合わせ先
健康子ども部 健康課 保健予防係
〒270-1492 千葉県白井市復1123番地
電話番号:047-497-3495
ファックス:047-492-3033
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更新日:2023年09月20日