日本脳炎第2期予防接種について
9歳以上13歳未満の時に日本脳炎第2期の予防接種を受けましょう
日本脳炎第2期とは
幼児期に受けた日本脳炎第1期の免疫が少しずつ下がってくるため、第2期として日本脳炎の予防接種を9歳から13歳の間のに1回受けます。
日本脳炎ってどんな病気?
日本脳炎は、人から人への感染ではなく、ブタの中で増えた日本脳炎ウイルスが蚊によって媒介されます。
7日から10日の潜伏期間の後、高熱、頭痛、嘔吐(おうと)、意識障害、けいれん等の症状を示す急性脳炎になります。感染した人のうち、100人から1,000人に1人が脳炎を発症します。脳炎のほか無菌性髄膜炎や夏かぜ様の症状で終わる人もいます。脳炎にかかった時の死亡率は20%から40%程度と考えられており、神経の後遺症を残す人も多くいます。
流行は、西日本地域が中心となりますが、ウイルスは北海道など一部の地域を除く日本全体に分布しています。飼育されているブタの日本脳炎の流行は毎年6月頃から始まり、10月頃まで続きます。この間に地域によっては、80%以上のブタが感染しています。以前は、小児や学童に発生していましたが、予防接種などの普及により減少し、現在は高齢者を中心に発生しています。
予診票について
9歳の誕生日の翌月に、郵送にて個人通知します。
接種可能な医療機関は下記をご覧ください。
個別予防接種実施医療機関一覧 (PDFファイル: 180.6KB)
日本脳炎予防接種の副反応
副反応としては、3日以内に発熱が接種を受けた人0.5%から3%にみられます。注射部位の発赤・腫れが約0.3%から2.6%、発疹、圧痛もまれにみられます。また、極めてまれにADEM(急性散在性脳脊髄炎)が発生すると考えられています。
ADEM(急性散在性脳脊髄炎)とは
ウイルス感染後やワクチン接種後に、まれに発生する脳神経系の病気です。ワクチン接種後の場合は、通常数日から数週間程度で、発熱、頭痛、けいれん、運動障害などの症状がみられます。このような症状がみられたら、医療機関を受診し、健康課にご連絡ください。
そのほかにも、副反応ではと思われる症状があったら、健康課にご連絡ください。
予防接種当日は
- 予診票と母子健康手帳を忘れずにご持参ください。
- 原則、保護者同伴になります。同伴できない場合は、お子さんの普段の健康状態をよく知っている親族の方に同伴してもらってください。その場合は委任状が必要となります。委任状は下からダウンロードできます。
日本脳炎予防接種の特例
平成17年5月30日から平成22年3月31日までの積極的な勧奨の差し控えにより、接種機会を逃した人に対し、特例措置が設けられています。
日本脳炎予防接種の特例については下をご覧ください。
この記事に関するお問い合わせ先
健康子ども部 健康課 母子保健係
〒270-1492 千葉県白井市復1123番地
電話番号:047-497-3472
ファックス:047-492-3033
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更新日:2024年06月26日