子どもは何歳?パパママ歴は何歳?

いよいよ寒の入りも過ぎ、大人は寒さに凍えて引きこもりがちになる毎日ですね。それでも先日の雪の中では、子どもたちの喜ぶ声やあちこちで大きな雪だるまが出来ていて、子どもたちの元気さに嬉しくなってしまいました。

さてさて、私コーディネーターが受けることになった「ペアレントプログラムの研修」の内容について予習していたのですが、子どもたちと関わるときのヒントがたくさんあることにびっくりしました。ぜひパパママさんたちにとってもヒントになればと思い、ちょっとまとめてみました。

また泣かれちゃった、泣きたいのはこっちよ(涙)

また大声でどなってしまったなぁ。ちゃんと伝えるにはどうしたらいいのかな?

 

上のイラストのようなケース「うんうんあるある。わかってはいるんだけれどなぁ、なかなかうまくいかないんだよね。」と感じるパパママさんも多いかと思います(恥ずかしながら、私コーディネーターも全く同じです)

こういうときにペアレントプログラム(以下「ペアプロ」と書きますね)では、子どもたちに伝わりやすいように、短く動詞で「〇〇しようね。」と伝えてみてね、とあります。

なるほど「早くしなさい!」や「こっちの言うことを聞きなさい!」じゃ子どもたちにはわかりにくいですよね。親子がハッピーになる望ましい行動を、短い動詞でわかりやすく子どもたちに伝えることがペアプロでは大切なのですね。

 

パパママさんにとってはついつい子どもたちを心配するあまり「〇〇しないの!」と否定形から入ることが多くなってしまって、と悩むケースをよく聞きます。

そんな時には、まずはパパママさん、ちょっと深呼吸をして

「そっか、〇〇したかったんだね。今はできたらこっちのことをして欲しいな。」

と望ましい行動を話しかけてみるようにペアプロでは勧めています。そしてその時には「ねえねえ、〇〇ちゃん、今お話聞いてくれるかな?」と一度しっかりとパパママさんにお子さんの意識を向けてもらって、お子さんにお話が伝わりやすいようにすることも大切です。

なかなか子育ての中で「絶対これが効く!」という魔法の言葉はありませんよね。それでも、ちょっとした一工夫で親子がハッピーになる方へ一歩進めるかもしれません。ペアプロでは、そういうことを教えてくれているのだと感じました。

最初はなかなか気持ちが伝わらないけれど・・・

少しずつパパママさんの気持ちが伝わるかも。

 

 

そうは言っても、泣いているお子さんを目の前にするとなかなか冷静になれないのも確かですよね。そんな時には「この子は〇歳(お子さんの年齢を入れましょう)、私も同じでパパママ歴〇歳」と心の中で呟いてみてください。

子どもたちはまだまだ小さく、成長へのスタートをきったばかり。そして皆さんのパパママ歴も、まだまだスタートをきったばかりです。慌てずにゆっくりと、それぞれの親子ならではの年齢を積み重ねてくださいね。

このペアプロについてのお話は、また今後も少しずつお伝えしていきます。皆さんの子育てのヒントになったら幸いです。

この記事に関するお問い合わせ先

健康子ども部 子育て支援課
〒270-1492 千葉県白井市復1123番地
電話番号:047-492-1111
ファックス:047-492-3033
お問い合わせはこちらから