絵本がつなぐ親子の時間

むかぁしむかしのそのむかし、あるところに。。。このフレーズを聞いただけで、何となく懐かしくてほっとするパパママさんも多いのでは?

まだまだ寒さも厳しく、そしてお出かけして遊ぶのもちょっと難しい今の時期。だからこそ、改めてパパママさんと子どもたちで絵本を手に取ってみませんか?ご家族でのおうち時間を楽しむ手助けになるかもしれません。

子育て支援施設におじゃまして「あ、電車の本だ!」「この動物、なんだっけ?」など、絵本を見ながら皆さんが楽しく過ごしている様子に出会うと、思わずこちらも嬉しくなってしまいます。

でも同時に「どうやって絵本を読んであげたらいいのかな?」「なかなかうちの子、絵本に興味がないみたいで。」と悩むパパママさんたちのお話もよく聞きます。そこで今回、保育課の保育コンシェルジュの先生に

「お薦めの絵本」

「親子で絵本を楽しむちょっとしたコツ」

について、聞いてみました。

 

(コーディネーター)

「親子で絵本を楽しむ時間って、とてもステキですよね。でもなかなかパパママさんのイメージ通りにはいかなくて、どうしたらいいのか悩んでしまうことも多いみたいです。

お薦め絵本や、親子で絵本を楽しむためのコツがあったら、ぜひ教えていただけますか?」

(保育コンシェルジュ)

「絵本を楽しむのって、パパママさんたちにはとても憧れる時間ですよね。そしてちょっとした一工夫で、よりその時間が楽しくなります。」

(コーディネーター)

「そうなんですね!それでは親子で絵本を楽しむコツをぜひ教えてください。」

(保育コンシェルジュ)

「最初に、パパママさんが一度ご自分で絵本に向き合って読んでみて欲しいと思います。その時に感じたものが、そのまま読み聞かせの時にお子さんに伝わります。

パパママさんが楽しい、面白いと思いながら読んであげたら、一番の『読み聞かせ環境』になりますよ。

そして読み聞かせの時には、繰り返しのフレーズやお子さんの喜ぶところを、リズミカルにことばのひとつひとつを大切に読んでみてください。大好きなパパママさんの声で読んでもらうと、お子さんが言葉を受け止めて、想像力や好奇心を育んでいく大きな力になると思います。」

「それと読み聞かせの時には、お子さんと絵本とパパママさんだけの空間を作ることをちょっとだけ意識してみてください。他のおもちゃなどが気にならず、絵本に目を向けやすい場所で読んであげてくださいね。落ち着いた中で読み聞かせができると、子どもも絵本に向き合いやすくなります。

ぜひ、絵本を通して、楽しい親子の時間を過ごしてくださいね。」

 

素敵な絵本との出会いのお話を聞かせていただき、本当にありがとうございました。

そして先生から、お薦めの絵本を何冊かあげていただきました。

0歳児さん 『いないいないばぁあそび』 きむらゆういち著 偕成社

1歳児さん 『おつきさま こんばんは』 林明子著 福音館書店

2歳児さん 『きんぎょが にげた』 五味太郎著 福音館書店

3歳児さん 『はらぺこあおむし』 エリック・カール著 偕成社

4歳児さん 『ももたろう』 松井直著 赤羽末吉絵 福音館書店

5歳児さん 『スイミー』 レオ・レオニ著 好学社

どの絵本も、白井市図書館に用意されていますので利用してみてくださいね。もちろん、今お子さんの好きなものが出てくる絵本からでもいいですね。ぜひお子さんと一緒に、たくさんの絵本との出会いを探してみませんか?

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