西福寺の公孫樹(市指定文化財)
種別
天然記念物
所在地
谷田
概要
谷田地区の西福寺境内に所在します。この公孫樹は子育て観音の「乳房公孫樹」と呼ばれ、「観音にすがり乳柱の一部を削って煎じ、これを愛飲すると忽ち乳が出る。」(なかなか母乳の出ないお母さんが、西福寺の観音様に母乳が出るようお祈りし、イチョウのこぶの一部を削って煮詰め、これを好んでいつも飲んでいると、たちまち母乳が出るようになる。)とされ信仰を集め、近郷からも乳飲み子を抱えた母親の参詣で賑わったといいます。特に第二次大戦前は東京からも人々が訪れたといいます。幹周り510センチメートルは市内でも最大級のもので、市内を代表する巨樹のひとつです。
用語解説
幹周り (みきまわり)
地表面から高さ1.3メートルの高さの幹の周の長さを測ったもの
乳柱 (ちばしら)
公孫樹の幹の表面に出来る乳房状のこぶ
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更新日:2021年03月01日