延命寺観音堂(県指定文化財)
寛文8年(1668年)に完成したと考えられます
種別
有形文化財(建造物)
所在地
平塚
概要
寛弘(かんこう)2年(1005年)の開基とされる真言宗豊山派の延命寺(えんめいじ)境内にある観音堂は、方3間の規模を有する三間堂です。屋根は入母屋(いりもや)造で銅板葺、基礎には礎石が用いられています。
屋根は元々茅葺でしたが、鉄板葺を経て、昭和58年の修理により現在の姿になりました。建築には「観音堂申事丁未正月ヨリ始メ戊申ノ六月十六日建立成就ス。大工加賀国賀州金沢藤原朝臣小田四郎左ヱ門、同国脇大工清水佐治兵衛」と記された棟札の写しや建築手法からみて、寛文(かんぶん)7年(1667年)に石川県金沢の大工が携わって造立が始まり、同8年(1668年)に完成したと考えられます。
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更新日:2021年03月01日