今井の水塚(市指定文化財)
洪水に備えるために考え出された人々の工夫を示す貴重な文化財です
種別
有形民俗文化財
所在地
今井
概要
水塚(みづか)とは河川や湖沼の氾濫から生活を守るために築かれた土盛りや、その上に建てられた建造物を総称していいます。千葉県内では野田市や印西市など、大きな河川の下流域にみられます。
市内には金山落としに沿った低地に広がる今井地区にのみ11基が所在し、そのうち7基が市指定文化財に指定されています。現在、手賀沼は水門が整備されて氾濫が起こることはなくなりましたが、昭和13年と16年に起こった氾濫の際には、水が引くまで一時的な居住場所や家財道具を保管する場所として大きな威力を発揮しました。洪水に備えるために考え出された人々の工夫を示す貴重な文化財です。
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更新日:2021年03月01日