万が一の時に、命のバトンをつなぐために

どんよりとした梅雨空に、蒸し暑さも加わってきましたね。これから梅雨末期にかけては、短時間での大雨や長雨が降りやすくなります。先月には白井でもバケツをひっくり返したような土砂降りがあり、警報や避難指示などが出される事態となりました。

これからの季節、自然災害はもちろんですが、水の事故や熱中症などさまざまな要因で「救命救急」が必要な場面に立ち会うことがあるかもしれません。AEDの使用方法や、心臓マッサージでの心肺蘇生など、聞いたことはあるけれど。。。恥ずかしながら、私コーディネーターも「いざその時」にちゃんと対応できる自信は全くありません。

そこで今回は、子育て支援センターふれんどで行われた講座「救命救急法」に参加させていただきました。万が一の時に少しでも冷静に対応するにはどうしたらいいのか?改めて学んでみたいと思います。

 

救急車を呼ぶ女性のイラスト

いざというときに、落ち着いて救急車を呼ぶことも大切ですね。

AEDのイラスト

AEDのある場所や、使い方も知っておきましょう。

 

ふれんどの室内では、いつもよりもちょっぴり緊張したお顔の親子の皆さんが消防署員の皆さんのお話を聞いていました。

「AEDは誰でも使えるように作られています。その場にいる皆さんの、AEDを使う勇気が何よりも大切です。」との消防署員の方の説明に、真剣にうなずきつつ講座は進みます。そして、実際のAEDの使用方法や、心肺蘇生法の手順を体験していきました。その様子を写真でご覧ください。

 

救急車を呼ぶ写真

最初に周囲の安全を確認、倒れている方に呼びかけます。

周囲に協力を求めている写真

周囲の皆さんに協力を求めます。「あなたは119番通報をお願いします。」「あなたはAEDを探してきてください。」

胸骨圧迫をしている写真

救急車やAEDが届くまで、胸骨圧迫法による心臓マッサージを行います。

AEDを装着している写真

AEDが届いたら電源を入れ、音声ガイドの指示に従って装着します。

幼児への胸骨圧迫の写真

乳児の場合は、指で胸骨圧迫をします。

幼児の胸骨圧迫法の写真

幼児の場合は、片手で胸骨圧迫をします。

 

今回指導してくださった消防署の皆さんのお話から、救命救急のためにはその時に周囲に居合わせた皆さんの素早い協力がとても大切だと、改めて知ることが出来ました。

万が一の時に救命救急処置がされないと、秒単位で蘇生の可能性は下がってしまうそうです。大切な命のバトンを少しでも確実につなぐため、今の私たちに出来ることをこの機会に考えてみませんか?

印西地区消防組合で行われる救命救急講習のご案内について、下記にリンクを張らせていただきました。また、検索していただくと救命救急処置やAEDの使用方法の手順をまとめたサイトもたくさんあります。興味のある方は、ぜひ検索やお問い合わせをしてみてください。AEDが必要な場面が来ないことを願いつつ、いざというときに備えておきたいですね。

 

この記事に関するお問い合わせ先

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