楽しい帰省のために、ちょっとの気配りを

いよいよ年末年始も目前になり「この冬休みこそは久しぶりに帰省したい。」と体調管理や荷物の準備をされているパパママさんたちも多いと思います。帰省予定の日を指折り数えて待っているふるさとの皆さんとの時間、楽しみですよね。

久しぶりの帰省だからこそ、みんなで笑って「おかえりなさい！」から「また会おうね。」まで楽しい時間を過ごせるように、改めてちょっとだけ気を付けていただきたいことを挙げてみますね。みなさんの年末年始の帰省の時に、参考にしてみてください。

この3年間弱で、もうすっかり皆さん三密を避けるのはお約束になっていますよね。それと同時に、冬の室内では「換気」に気を付けてください。寒いとついつい換気がおろそかになりがちですが、特に暖房器具を使用する時期には感染予防もかねてこまめに換気しましょう。

そして、ご実家や宿泊施設などのいつもと違う環境は、子どもたちにとって魅力的な物がいっぱいです。到着したら、まずはパパママさんのご自身の目線でしっかりと確認をお願いします。その上で危険かな？と感じたところは、お子さんが遊び始める前に対策をしてくださいね。

【やけどの予防】ストーブ・ポット・コンロ・炊飯器などはガードしてありますか？

【落下の予防】階段や玄関などの段差や、出窓などの高い場所には気を付けてくださいね。普段マンションにお住いのお子さんは、階段や出窓などに興味津々です。

【水回りの確認】節水や防災への備えとして、お風呂に水を張っているご実家もあるかと思います。お風呂や洗濯機や洗面所などの水回りは、特に要注意です。

【誤飲の予防】お子さんが、普段見たことのない食べ物などに触れる機会が増えるのが年末年始です。小さなお菓子やご両親の飲んでいる薬など、誤飲の可能性のある物は、帰省する前にお子さんの手の届かないところにしまってもらってくださいね。母子手帳にある「誤飲・窒息防止用スケール」も参考になりますよ。

お子さんの周囲にたくさんの大人がいるとついつい気が緩んでしまい、お子さんにとっては危険な場合もあります。いつもと違う場所でいつもと違う皆さんと一緒に過ごしていると、子どもが時として予想もしない行動をすることがあることを忘れずに、ちょっとの気配りでお子さんを守ってくださいね。

年末年始のご家族での帰省や旅行が、ぜひ安全で楽しい時間になりますように。