【緊急告知!】中国で梨の病害である火傷病発生に伴う白井市の対応について

中国産の梨の花粉が輸入禁止となりました

2023年8月30日に農林水産省が中国産の梨の花粉などを全面的に輸入禁止としました。これは梨木の枝葉などに火で炙ったような病害がでる『火傷病』の発生が中国で確認されたための措置です。

日本国内では『火傷病』の発生は確認されておりませんが、万が一発生した場合は発生果樹園の半径40m以内にある梨木は全伐採、バクテリアが土壌に定着するため、半永久的に梨木を植えることはできないとされています。

【白井市が梨の産地として終わる可能性】も十分に考えられ、相当な危機感を持っております。

中国産の梨の花粉が輸入禁止となった措置を受け、輸入花粉を使用している農家を中心に大きな混乱が予想されます。国内に備蓄している輸入花粉は全量廃棄を求められており、白井市を管轄している農協である西印旛農業協同組合には国産花粉の在庫もなく、自家採取が大前提となります。

また、中国からの輸入再開の見込みは立っておりません。

『しろいの梨』を守るために、中国産の花粉の使用状況等についてのアンケート調査を行いました。調査にご協力をいただきました農業者の皆様には深く御礼申し上げます。調査内容につきましては、集計作業を行い、国や県に報告いたします。

火傷病については、既存の病害の症状と見分けることが大変難しいものです。今までに見たことがない枯れ方をしている、火傷病の症状と酷似している等の梨木を発見した場合は、速やかに白井市役所産業振興課、印旛農業事務所等の関係機関にご連絡をいただきますよう、お願いいたします。

来年の夏も『しろいの梨』が収穫できるように、市としても全力を挙げて取り組んでまいりますので、ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

『火傷病』の詳しい情報につきましては、国や県から通知のあった文書をご確認ください。

この記事に関するお問い合わせ先

市民環境経済部 産業振興課 農政係
〒270-1492 千葉県白井市復1123番地
電話番号:047-401-4631
ファックス:047-491-3554
お問い合わせはこちらから