庁舎整備基本設計(平成27年4月15日更新)

 

庁舎整備基本設計が決定しました

広報しろい平成27年2月1日号やホームページでお知らせしました「白井市庁舎整備基本設計(案)」については、住民説明会やパブリックコメントを経て、平成27年3月20日に庁舎建設等検討委員会の川岸委員長(日本大学生産工学部教授)から市長へ答申されました。

市ではこれを受け、政策会議に諮り、3月24日に「白井市庁舎整備基本設計」を決定しました。

今年度は実施設計を行い、28年度と29年度に建設工事を行う予定ですが、消費税増税や昨今の建設物価の高騰など不透明な社会情勢を踏まえ、できるだけ早期の工事発注を目指すとともに、経費縮減と工期短縮を目指していきます。

市民の安心・安全の確保と利便性の向上を図るため、30年4月の全庁舎開庁を目指して庁舎整備事業を進めていきます。

 

白井市庁舎建設等検討委員会から「白井市庁舎整備基本設計(案)」が答申されました

平成25年4月から白井市庁舎建設等検討委員会が進めてきた庁舎整備事業について、検討結果が「白井市庁舎整備基本設計(案)」としてまとまり、平成27年3月20日に川岸梅和委員長(日本大学生産工学部教授)から市長へと答申されましたので、お知らせします。

答申1

伊澤市長(左)へ答申書を渡す川岸委員長(右)

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左から伊澤市長、川岸委員長、岡野副委員長、伊藤副市長

新庁舎(新築棟)の構造形式等を決定しました

市では、「白井市庁舎整備基本計画」に基づき、現在、基本設計業務を進めています。
このたび、白井市庁舎建設等検討委員会から、新庁舎(新築棟)の構造形式等の審議結果について報告がありました。

市ではこれを受け、平成26年9月25日の政策会議で新庁舎(新築棟)の構造形式を「プレキャストプレストレストコンクリート造(PCaPC造)」に決定しました。

白井市庁舎建設等検討委員会の審議内容については、市ホームページ及び市情報公開コーナー(市役所1階)でご覧ください。

なお、現庁舎(減築改修棟)については、8階建を4階建に減築することで軽量化し、耐震性を確保することとしています(18年度、24年度に耐震診断実施済)。

決定内容

1.構造形式等について

  1. 構造形式:耐震構造+部分免震
  2. 構造種別:プレキャストプレストレストコンクリート造(PCaPC造)

プレキャストプレストレストコンクリート造とは?

  • プレキャスト(PCa)コンクリート部材 
    工場で生産されたコンクリート製の部材(柱・梁・床等)。工場製作のため、天候に左右されず安定した品質、精度が得られます。
  • プレストレストコンクリート(PC造)
    コンクリート製の部材(柱・梁)に圧縮力を加えることでコンクリートの弱点(引っ張りには弱い)を補う構造形式です。
  • 上記PCa部材を現場で組み立て、圧縮力を導入することで躯体を構築する高品質、高強度な構造形式です。

2.プレキャストプレストレストコンクリート造とした主な理由

  • 柱、梁などは、工場生産であることから品質が高く、建設現場での省力化が図れ、工期の短縮が見込めます。
  • 地震時に建物の変形量を小さく抑えることができます。
  • サーバー室等の重要部分には床免震を採用するとともに、家具や備品は、転倒防止等の耐震対策を適切に実施することにより、全体経費の削減が見込めること。

3.プレキャストプレストレストコンクリート造(PCaPC造)の事例

平面計画の自由度が高いプレキャストプレストレストコンクリート造は、耐震性、耐久性が高く、鉄筋コンクリート造と比較して柱の間隔を大きくできるため、庁舎をはじめ病院、学校、物流倉庫等にも多くの実績があります。

庁舎は減築改修棟4階+新築棟4階に決定

市では、現庁舎の老朽化や耐震性不足など、多くの課題を抱えていることから、これらの課題を解消し、市民の安心・安全の確保と利便性の向上を図るため、庁舎整備に向けて取り組みを進めています。

整備手法については、庁舎整備基本計画に基づいて「既存庁舎の減築改修+新築」とし、平成30年4月の全庁舎の開庁に向けて、基本設計業務を進めているところです。

このたび、学識経験者、各種団体の代表、公募市民などで組織する白井市庁舎建設等検討委員会で検討しました。

検討案としては、

  • 1案「減築改修棟3階+新築棟5階」
  • 2案「減築改修棟4階+新築棟4階」

の2パターンを比較検討した結果、「減築改修棟4階+新築棟4階」で決定しました。

決定理由については、

  1. 減築改修棟の有効利用によりコストが縮減できる
  2. 議会の動線が1フロア化になることで利便性が向上するとともにセキュリティが確保しやすい

との理由です。

市ではこれを受け、議会に報告するとともに庁舎の階数を検討した結果、同じ理由により「減築改修棟4階+新築棟4階」で最終決定しました。

基本設計は、庁舎建設等検討委員会の意見を伺いながら、庁舎の階数のほか、各部署の配置、建物の構造形式、建設コストの概算などを決めてまいります。

決定した内容は、随時お知らせします。

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