性の多様性に関する理解を深めましょう
私たちの暮らす社会には、同性愛者や両性愛者の人、からだの性とこころの性に食い違いがある人など、「性的少数者(性的マイノリティ)」と呼ばれる人たちがいます。
しかし、その中には周囲の根強い偏見や差別により苦しんでいる人がたくさんいます。
性の多様性について理解を深め、性的少数者に対する偏見や差別をなくしましょう。
性的指向・性自認とは
人の恋愛・性愛がどういう対象に向かうかを示す概念を「性的指向」といいます。対象が異性に向かう場合を異性愛、同性に向かう場合を同性愛、男女両方に向かう場合を両性愛といいます。
また、自分の性をどのように認識しているか、どのような性のアイデンティティ(性同一性)を自分の感覚として持っているかを示す概念を「性自認」といいます。「こころの性」と呼ばれることもあります。
LGBT(エル・ジー・ビー・ティー)とは
LGBTとは、Lesbian、Gay、Bisexual、Transgenderの頭文字をとった単語で、セクシュアル・マイノリティ(性的少数者)の総称のひとつです。
性的指向 | Lesbian(レズビアン) |
女性同性愛者。心の性が女性で恋愛対象も女性。 |
Gay(ゲイ) | 男性同性愛者。心の性が男性で恋愛対象も男性。 | |
Bisexual(バイセクシュアル) | 両性愛者。恋愛対象が男性にも女性にも向いている。 | |
性自認 | Transgender(トランスジェンダー) | 性別越境者。「身体の性」と「心の性」が一致しないため「身体の性」に違和感を持つ人。 |
このほかにも、無性愛者(性愛的な関係を求めない人)や、X(エックス)ジェンダー(性自認を男女では認識していない人)など、様々なセクシュアリティが存在します。
当事者の方の悩み
・家族や友人の理解を得られない
・職場や学校の理解を得られない
・周りに相談できる人がいない
・いじめやハラスメントをうけた
・アパート等の入居を断られた
・就職活動等で不利な扱いをうけた・・・・・・等々
白井市職員・教職員のための性の多様性に関するガイドライン
LGBTなどの性の多様性については、社会の関心も高く報道等により認知されてきてはいるものの、依然として社会生活の様々な場面において偏見や差別により精神的な苦痛を受けているなど、自分らしく生きることが困難な状況におかれている人がいる現状があります。
このような状況を踏まえ、市職員・教職員が性の多様性について正しい知識を持ち、理解し、状況に応じた適切な対応ができるようにと考え、ガイドラインを作成しました。
白井市職員・教職員のための性の多様性に関するガイドライン (PDFファイル: 1.3MB)
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更新日:2024年09月24日